8日、9日上富良野 白銀荘1泊で“山スキー+温泉+宴会”を楽しんで(???)来ました。
HYML(北海道山メーリングリスト)の懇親会で、8日は三段山(三段下部まで)9日はジャイアント尾根の1450m森林限界上まで、新雪を求めての“山スキー”はやっぱり難しかった!  でも・・・面白かった!

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  厳冬の白銀荘
その1. 8日:三段山

途中猛吹雪で到着の遅れている仲間を待ちきれず、洋ちゃん&里っちゃん、Inoueさん、、悦ちゃんの4名に仲間入りさせてもらい、白銀荘を10:45分出発。無風の為か思ったより寒くは無い。三段山には何パーティーも入っているので、トレースはバッチリ曇天の中緩やかに高度を稼ぎ、一段目に。
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一段目下から振り返る   一段目上の樹林帯        一休み        メルヘンの世界

斜度は登りに苦労するほどではなく、下りの滑りが楽しみだ!がっ、皆口々に「雪が重い」と嘆く、しかしそんなに重いのかナァ?と初心者の自分には良い雪のように感じるのだが。 
順調に2段目も越え、いよいよ森林限界となり、ここまで来ると緩やかではあっても吹く風は冷たい。
ここで、先行していたNAK&peiさんが休んでおり合流する。チョイ先の三段下まで行くことになる。

小さな沢の源頭部状のところで引き返す事になる。さすがに寒く、シールを外す手は、手袋をしていても感覚が無くなる。
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先ず上級テレマーカーの洋ちゃんが沢に向かって突っ込むが、3ターン目でバランスを崩すと小さなどよめきが・・・。それを合図のように皆滑り出すが、あちこちでバランスを崩したり、転倒したり。
自分も振り子状の沢の斜度が解からず 下っているつもりで上り斜面に突っ込み前のめりに顔から雪面に突っ込み口に入った雪が瞬間苦しい。

ゆるい下りでは雪が重くてラッセルをする羽目に、下りでラッセルとはと口々に文句を言いながら、どこか楽しそう。どのように滑ればいいのかわからず、もたつきながらも何とか降りて最後は登りトレースをジェットコースターのように滑るが結構スピードが出る。登ってくる人もいるので、暴走しないよう注意しながら制動を掛けかけ降りるが結構足に来た。
最後の駐車場に降りる坂で2度目の前のめり転倒、最後はチョイト疲れた初三段山でした。

さあ~、温泉&宴会だ!




その2. 9日:ジャイアント尾根 (ボロ雑巾)

8時半白銀荘出発、総勢十数名で本日のルートはジャイアント尾根だ。名前がいかにも凄そう。

前夜の宴会で 安梅酒を飲みすぎの二日酔いなのか?実は生まれてこの方二日酔いという物を経験した事が無いのだが、なんとも胃が気持ち悪い。そのうちシャキットするだろう、それまでの辛抱と気楽な気持ちで登りだすが、ナカナカ回復しない。
一向に胃が動き出してくれないのだ。
雪を被った樹林帯は本当に綺麗なのだが、じっくり景色を堪能する余裕は無く、写真を撮る気持ちの余裕も全くなし。

登りは三段山よりはきついが、覚悟していたほどではない。それでも胃が回復しないので皆について行くのに必死。途中peiさんのシールの調子が悪く、一人下山すると言う。瞬間一緒に降りようかと迷うが、決心つかぬまま先に進む。
何となく調子の上らない私にきずいたのか、途中からiwaさんがついてくれる。fujimotoさんも何かと気遣ってくれる。上にいるmarikkaさんから「級長!登ってる?!」と大きな声が、「ウ~ン!」の返事も力が無い。

胃は一向に直る気配なし、いつもだったら空腹を感じる頃なのに、この状態で何が食べられるのだろうか?何を食べたら美味しいかなぁ?ゼリー?、果物は?食欲が全くない。気を紛らわせる為つまらない事を考えるものだ。梅酒のパッケージを思い出して、吐き気が。

いつの間にか森林限界を超えたが、先頭からは遅れ気味。iwaさんがマイペースでゆっくり登れ、もう少しだとと励ましてくれる。情けないが、下りになればどうにかなるだろう・・・。
さすが森林限界は寒くアウターを着る。いよいよ斜度がきつくなってきた。

待ちに待った「ここで引き返します!」のリーダーの声。(ホッ!!!)
結構な斜面の途中で、引き返す準備をする。板を外した足が雪にもぐって上手く板をはけない。iwaさんは横着せずにきっちり斜面をならして作業を行っている。色々勉強する事だらけだ。
やっと準備完了。改めて斜面を見る。結構な斜度で高度感もある。何よりこの斜面って雪崩れないのだろうか?ベテランだらけだし、きっと大丈夫なのだろう。(全てに余裕無く、深く考える気も起きず。)

いっせいに滑りだす。とても足をそろえるなんて余裕は無い。兎に角転びたくない、絶対に転びたくな~い!こん深雪にはまったら起き上がるのはたいへんだろうなぁ?!もう体の調子を考える余裕もない。かなりの斜度が続いている。プルーク気味に足を開きながらも何とか転ばずにターンを繰り返す。スキーのトップを上げ気味にする要領も何となく掴む、スキーを斜面に登らせて止まるコツも掴む。新雪の斜面に上手く止まった時に、スキーのトップだけが雪面に出ており、ちょっと嬉しい。
それでも急斜面の連続ターンはスピードが出過ぎての転倒がいやで、止まり止り降りる。

樹林帯に入って斜度が落ちてきたが、木の密集度が増すとかえって滑りにくい、木と木の間の空間を上手く見つけて一つづつターンをする。大分足に来て踏ん張りが利かなくなり、ちょっとしたところで転ぶようになる。一度転ぶと起き上がるのにかなり体力を消耗して、マスマス踏ん張りが利かなくなる。だんだんと転ぶ回数が増え、どんどん力が入らなくなる。いつの間にか最後尾となり、しかもどんどん遅れる。いつの間にかサイトウさんがついてくれる。登りのトレース沿いに下っているので迷う心配はないが、なんとも下りにくく、つまらないところで踏ん張れずにシリモチをつき、起き上がるのに体力を消耗するという悪循環に陥る。ついには転んで起き上がるのにサイトウさんに引っ張ってもらう情けなさ。ボロ雑巾のようになって降りる。
下にヌッカクシ富良野川の流れを見たときは心底嬉しかった。

最後の力を振り絞って車道に登り返す。見かねたサイトウさんが板を持ってくれると言う。それ程ひどい状態だったようだ。それだけはと断って、よろよろしながら車道を歩く。駐車場への100mは本当に辛かった。

皆に迷惑をかけてしまったが、最後までついて行ってよかった。iwaさん、サイトウさんお世話になりました。
本来だと「ジャイアント、リベンジ!!」というところだろうが、「もう行きたくない。」が正直な気持ちだった。


追記2泊の仲間と別れ、札幌に向かう。ペットボトルのミルクティーを立て続けに2本飲んだだけで食欲は全く湧いてこない。高速は通行止めで国道を走るが岩見沢から猛吹雪に、兎に角先頭を走りたくなく赤信号になっても前の車が止まらない限り絶対に止まらない。先頭車には絶対にならない!と硬く決めてひたすら前の車のテールランプを追う。どこを走っているのか、兎に角吹雪を抜けるまでじっと我慢。今日はじっと我慢の繰り返し。これじゃ胃の具合はよくなるわけが無い。江別の街に入った途端、嘘のように雪は上がり、綺麗な三日月が!

結局翌10日も私の胃は殆ど食べ物を受け付けなかった。元気になったときの空腹感が・・・ちょっと怖い。
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2011.01.10 / Top↑
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