11日(土曜)山岳会“Y”の実力者,オッキーさんをリーダーに、N野さん、marikkaさんという精鋭に混じって漁沢右股を遡行してきました。次から次へと滝を直登!力強いリーダーに、充実度満点の遡行は、大雪黒岳・白水川とはまた違った満足感に浸る事が出来ました。リーダー&同行者に感謝です!!       (詳細は後日)
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    右股大滝                            【写真提供:marikkaさん】 
国道からF1までの長い道のりをカットする情報をmarikkaさんがもたらした。右岸林道の700m地点の駐車帯からF1目指して直接降りるというもの。高度差は100m弱、崖にぶつからないよう地図と睨めっこで下降点を見つけて急斜面を笹に掴まりながら時折熊よけのホイッスルを吹き吹き、滑るように降りる。
対岸の663mピークを確認、どんぴしゃでロープも使わず沢に降り立つ。580~590m付近か?
(663mピークに対しやや右手寄りだった(90点?)が、正面からチョッと左手くらいが満点か?余り左に行き過ぎると崖の上に出て危険な事が判った。)

省エネでF1に、前回の8/21に比べると、明らかに水量は減っており、容易に落ち口に回ることが出来た。
オッキーLは早速ロープを出して直登の準備。右手から確実にクリア。滝にかかった大倒木でセルフを取って、登ってくるようにと合図!
飛沫を浴びながら、丁寧にホールド、スタンスを拾って気持ちよく登る。満足!!次にはリードで登れそうだ!

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F1手前(雰囲気が好い)  前回残した課題のF1

marikkaさんも確実にクリア、N野さんは余裕でクリア。丁度marikkaさんが直登の最中にF1の下に、男性数人のパーティーが現れる。登りきってパーティーに気がついたmarikkaさんは、「私が登っている時には、もう来ていたの」と、目を意識した質問を。バッチリ見ていたヨ、と返事すると、「落ちなくてよかった!」と満足そうに笑う。
滝下での動作から、彼らはF1を巻いたと思われるが、見られて嬉しそうに笑うところが、いかにもmarikkaさんらしい。もちろん気持ちは、よ~く 判ります。

ところで難なくリードのオッキーさんだが、F1は初見とのこと、未知の滝を瞬時に登れると判断して取り付く芸当は、技術は勿論の事、経験そして、気持ちがなければトライできないのでは? オッキーさん本人&所属山岳会のHPの記録を時々拝見すると、滝は「気合と根性」で登ると冗談めかして書いてあったが、F1だけではなく、一日中次々と現れる滝を、シャワーを浴びながら直登している姿を見ていると「気合と根性」で登る という言葉が容易に理解できた。
実は一つだけ直登しなかった滝があったが、前回の経験から迷わず巻こうとした私(達)に、思わずオッキーさんが言った言葉がとても印象的だった。『チョッと待ってよ・・・、もったいない!』

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勿体無いとルートを探る
勿体無いと言って落ち口までのルートを探るL・・・。何となく背中にも“気合”が漂っていませんか?

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     進め進め        ホッとした瞬間
645m天場の二股は左の本流に、ここから林道からの750m合流ピンクテープ、そして830m右股分岐までは、平凡な川歩きが続く。

右股に入った途端明らかに、斜度が増し、大きな岩の間を縫うように高度を稼ぐ。この先ドーなる?っとワクワク感にドキドキ感。そしてついについに右股大滝が立ちはだかる。この滝は非常に迫力があった。ザイルをつけてオッキーさんがリード、上部の様子は見えない。濡れて重くなったザイルを結んで、左から取り付き一段上ったところから、勢いのある流れの中をスタンスを探りながらシャワークライムだ。
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大滝をシャワークライム   大滝全容 

見るからに迫力があり、緊張感のある大滝の直登を終えると、又普通の流れに戻り、気持ちがスーット楽になる。この繰り返しが面白い。
しばらく進むといきなり、大きな滝が目の前に立ちはだかる。ザイルを出すのかと思ったが、ここはフリーで!とっリーダー。滝の高さに一瞬「えっ!?」と思ったが、(我々の)登攀の技量を知っているリーダーの判断なので、登れるのだろうと自分の順番が来るのが待ち遠しい。そんな滝を二つ三つ、やたらに滑って、リーダーも「滑る~~!」と叫んだ滑を、笹に掴まりながら登ったりしているうちに、いつの間にか水量もグッと減り、いよいよ源頭近しの雰囲気に!
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 結構高さがあります          フリーで登るリーダー

沢は源頭の雰囲気になってからが長く感じる。リーダーの話だと、ここの源頭は、ぽっかりと開けた斜面が現れるのだとか、お腹も空いたし・・・。“ポッカリ”が待ちどうしい。
流れはいよいよか細くなり、時として伏流となって消える。“ポッカリ”出て来い!“ポッカリ”出て来い!


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  恵庭岳&支笏湖    下りでは4回の懸垂が

“ポッカリ”に着いて初めて後ろを振り返った。晩夏の斜面は腰の高さまで草に覆われていたが、恵庭岳が支笏湖をバックに正面に聳える。この角度からの頂上岩峰は以外に小さい。草の斜面に座って思い思いに昼食を取る。

沢遡行には縁遠かったN野さんだが、渓流釣りで養ったバランスは前回確認済み、とっくにベテランの実力。なんか不調なんだよナァ~と呟いたmarikkaさんだったが、今日もきっちり攀っていました。会の経験も無いのにホント、たいしたもんだゼッ!
オッキーさんに取っては、普段と違う神経を使いながらの遡行だったと思いますが、満足度の高い とてもいい沢に連れてきてもらいました。沢での懸垂は初めてでしたが、スリングの取り方、セルフビレー等々とても勉強になった遡行でした。これに懲りずに又どこかに連れて行って欲しいで~す。
      【お終い】

追: marikkaさんのHP『元気のゲンとcontigo』・・リンク済み・・に、漁沢右股の動画が掲載されています。興味ある方は是非アクセスして、雰囲気を味わって下さい。

【お断り&お礼】
このblogの写真は全てmarikkaさんが撮ったものを拝借しました。持参したカメラのバッテリーが切れていたために、自分のカメラでは1枚も写真取れませんでした。貴重な写真を使わせていただき有難うございました。



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2010.09.13 / Top↑
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