28日、先々週に続いての大雪山・黒岳へは、念願の白水川から登りました。
予想に反して天候に恵まれ、8人の大パーテーでしたが、素晴らしい仲間と楽しく登る事が出来ました。
大雪の2000m峰に突き上げる沢は、水量が豊富で高低差もありましたが、楽しく充実した遡行でした。
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      詳細は後日
8名のメンバーのうち、LのiwaさんとSLの宮王さん、それにこんにちワンコのmarikkaさんは山スキーやクライミングなどで、お世話になっている。今回初めてお会いしたのが、カトちゃん、konさん(と呼ばせていただきます)、それに前日M-wallでお初だったpeiさん、そして3月の前十勝スキーで一緒だった(らしい・・・ゴメンナサイ)あっきさんの、総勢8名。

ところが、白水川が本流に流れ込む出合い沿いの駐車場に車を停め、出発の準備をしているところに、複数の車がどやどやという感じでやってきた・・・!  ナンダ?何だ?えっ???  なんと ヤマちゃん率いる総勢7名の精鋭が到着。2日前にM-wall で会ったが、“どこぞでクライミング”と聞いていたのに・・・。私には、それ程の知り合いではなかったが、ヤマちゃんパーティーとiwaさんパーティーのメンバーがどのように入れ替わろうと、全く違和感のない夫々の間柄の人々だ!15名をくじで2班に分けたような・・・。楽しくなりそう!
そして1日、いや翌朝まで、絶妙の距離感で2パーティーが行動する事となった。
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   大きい滝だ      いよいよ入渓
特徴のあるメロンの滝の先標高900m地点で先ず、ヤマちゃんチームが入渓、続いて我がiwaさんチームも入渓。
黒岳山頂1984mまでの高度差1000m強!白水川の流れは速く、水量は多いようだ。
いきなりの渡渉で腿まで、全身しゃきっとするが、精鋭14人に囲まれて、眠気などはトックのトウに覚め、兎に角迷惑かけずに最後で歩かなければ!


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滝らしい滝は出てこないが、いい感じで高度を稼いで行きました。渡渉を繰り返しながら、ほとんど流れ沿いに上る。
しばらくして、iwaリーダーから、トップで登るようにとの配慮の言葉。前を行くヤマちゃんPを気にせず、マイペースを強調される。いつも最後には、ヘロヘロになってヤットコサついて行くので、最初からマイペースで登らせてくれると言うのだ。
指示通りトップに出て、足元と、全体をバランスよく見渡し、ペースも気にしながら進む。
水量が多い為に流れはより速く、水面は泡立ち水中が見えないので足場を手探り、否足探り状態で進む。特に流れに足を取られないようにとかなり緊張感を持って歩いたが、進むうちにいいリズムが取れて気持ちよく歩く事が出来た。

前のPが休憩を取っていると、自然と一緒になって休憩を、軽口叩きながらにぎやかな休憩で、流れの音に負けない笑い声が明るい沢に響く。曇り予想が、すっかり晴れ渡り、剥き出しの腕に日差しは暑いくらいだが、渡渉ありで、丁度よい気温だ。稜雲からの支稜が正面に綺麗に見えだす。

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温泉の蒸気、卵があれば  本当に明るい沢だ       高度を稼ぐ     激流(?)転ばぬように  

いよいよ流れは急になるが、水量はいっこうに少なくならない.転倒は禁物、濡れるだけではすみそうもなく、緊張しながらバランスを取る。程よい角度で高度が稼げ、時々振り返ると、ルートが谷となって切れ込んでおり、登っている事が実感できる。

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     転倒注意        大岩越えて         右岸を直登

ヤマちゃんPが大岩の上に乗って記念撮影をしている。バックに堂々の30mの白水川・大滝、標高1350m。高度差でほぼ半分登ってきた。それにしても迫力のある滝だ。歓声を上げる人(気持ちよくわかる)。ただただ迫力にあっとうされ、静かに見上げるだけの人。これが大滝か、こんなところにこんな滝が・・・。大雪の大きさを実感させる。
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  大岩の記念撮影         大滝           滝壺に虹が       高巻き上部

直登は論外、右岸を慎重に巻く、泥混じりの砂礫は水を含んでいるが斜度がそれ程でもない分滑落の危険性は感じなかったが、10m近くも登ったところで、一抱えもある大きな岩が動き慌てて支える。真下には数人以上が、落ちないように体だで支え、急いで上ってもらう。全員登ったところで安定した場所まで落とす。
改めて滝壺を見下ろすと、飛沫に虹がかって綺麗だ。
中段で、泥の斜面をスリップに気を付け慎重にトラバース、慣れないといやな斜面かもしれないが、ここは高度感だけで、全く問題なし。
高巻きを終えて再び流れに降りる。何となく雰囲気が変わり、上流部らしくなる。右は稜雲の、左は桂月の裾野が開けて明るい圧迫されるゴルジュと違って開放感に気持ちに余裕が感じられる反面。だんだんと岩が大きくなり、少しづつ疲れが増してきた体には、行く手の大岩がキツイ。ゆっくりマイペースで、ゆっくりマイペースで・・・!

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 上流の雰囲気が少し   入り乱れての休憩      流れも細く       振り返れば

L-iwaさんによれば、フィナーレ前に地上の楽園が待っているとか、そしてそして、黒岳石室のテントサイトへのフィナーレが・・・!ヘルメットかぶって、ギアーをジャラジャラさせて・・・、不純と言われたって、誰かさんは得意げに鼻ふくらませてテン場に上っていくよ!とにからかわれている。
ここまで来ると、正直フィナーレが待ち遠しい。ありったけのギヤーをぶる下げて、胸張って・・・(爆)!

斜度を落とした白水川は、日本庭園風に・・・。そしてついに右岸のホワホワの絨毯のようなコケ(?)なんと表現したらいいのか・・・、ふわふわの緑を踏むのが忍ばれ、ソーット腰を下ろす。
大の字に寝る人、腹ばいになって、今日の川旅に思いを馳せる人。
ついにここまで登ってきた。薄日の差す穏やかな源頭は・・・やっぱり“楽園”と言う言葉しか思いつかなかった!
   
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夏道のない稜雲岳に上るというヤマちゃんリーダーに両パーティーの混成チームが、果敢に右手の斜面に取り付く。残った両パーティーのノンビリ組はフィナーレ黒岳石室テントサイト目指して流れを離れ左の斜面に、正面には雪渓が残る、このまま溶けずに根雪になるのだろうか。
冗談半分、本気半分で楽しみにしていた、チョッと優越感を感じながらのサイト地へのフィナーレ!ルートファインデイングを慎重に、サイト地に出なければ、意味がない(笑)。

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   源頭の這松      ノンビリムードで      稜雲Pを確認しながら   大成功!寸分狂わず
 
大成功、予定通りに石室サイト地に。今日も観測を怠らない“羆研究会”の若者にご挨拶。

やったぜ~~~!!2週間前にテントを張って夜空を見上げ、次は白水からと思ったが、まさか2週間後に実現するとは思いませんでした。沢から黒岳に・・・、今年の一名山は浜益岳で決まりと思っていたが、黒岳も捨てられない!
キムチ鍋をつつきながらビールを飲んだ同じベンチで、両肘ついて今日の川旅を振り返る。皆の穏やかな表情だ!!この沢で初めて名前を知った人がいっぱいだったが、本当にいいパーティーで、メンバーにも恵まれ充実の山行でした。

リフト、ロープウエーを使って層雲峡に降りれば、車に満載の焼肉で、大宴会が待っている!
風呂に入って、だぁ!
     お終い


追:私の山スキー、沢の恩人でクライミングの“元”ライバルmarikkaさんのHP・・リンク済み・・『元気のゲンとcontigo』に、白水川の動画が掲載されてます。是非アクセスして迫力を堪能してください








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2010.08.29 / Top↑
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