5月30日、Miura-wall仲間のTMちゃんと赤岩に行ってきました。
翌週 夫婦岩行の予定があり、赤岩のコソ錬に付き合えと誘われる。赤岩?!OK,OK・・・ただ、練習相手にはちょっと荷が重いなぁ~、でっ、N田さんにSOS&快諾、TMちゃんとは外岩ではザイル組むのは初めてでした。
赤岩28
奥リス:TMちゃんの懸垂下降

今シーズン何度か赤岩の予定を組むも、天気に恵まれず、N田氏も私も初の生岩でしたが、有力山岳会所属のTMちゃんはさすがで生岩は早くも3回目だとか。でっ、まず西壁のカンテルートをTMちゃんのリードで登ることになり、沼崎新道を西壁に向かう。カンテルートはセコンドでの経験はあるとのことだったが、取り付はハーケンに導かれて素直にハングを登ったとか。「あそこ、リードできるかなぁ・・・」と言いながらも、覚悟を決めて本気で登るつもりのようだ(さすがの根性)。登攀準備完了、でっ、取り付は左からで、一段上がるとボルトがあるのでそっちから取りついたほうがラクだから・・・。それは知らなかったと 左に一段上がり、「(ボルトが)あった!」と明るい声。だがちょっと遠くてヌンチャクのクリップができない。ここは初リードで苦労したところ、得意げに右裏のスタンスを教える。楽に身体が上がってクリップ完了するも、今度は
「ホールドが無いじゃん、どーやって登るの???」 
    確かにありそうでないんだなぁ・・・。 
「そこはボルトの頭を掴んでA0(Aゼロ)よぉ!!!」
    案の定 A0は好みでない と抵抗する。
「アルパインはなんでもありなんだから~!」
    それで諦め しぶしぶ妥協。
「そうそう!なにを掴もうが、落ちなきゃいいのよぉ!」
1P目、正面壁に回り込む下に頑丈なケミカルがセットされ、ピッチを切りやすくなった。結果声の通りもロープの流れも改善されて、登りやすくなりました。2P目の終了点で正面ノーマルを登ってきた3人パーティーと平行になる。最終3P目は無理をしないでノーマルルートの終了点を使う。

次は、TMちゃんがまだ登ったことがないというので西奥ルートを登ることにして移動、リードN田氏で登攀開始。久しぶりでルートを忘れたと取り付を左に行きたがるN田氏に身体一つ右にルートの変更を進言、ささやかな抵抗の後(笑)右に大きく足を開いてスタンスを拾いながら垂壁をクリア、やがてロープが止まって、「セコンド来~い!」のコールでTMちゃんが取りつく。実際にとりついてみると、確かに下から見るより難しいと言いながら、バランスよく突破し視界から消えていった。自分の番が来る、いい感じで1P終了、一段目のテラスに上がると海からの風がもろに当たり寒い。できるだけ身をちじめてリードのN田氏を確保する。「早く抜けてくんねーかなぁ~、寒くてたまんねー!」ついつい愚痴も、無言でうなずくTMちゃん、寒さで両手が小刻みに震えていた。このルート、本来は3Pなんだけど、2P目のテラスのスタンスがナイフの刃のような尖った岩で、立っているだけで痛たくて、それで最近はピッチを切らずに一気に登っちゃうので1Pが長くて時間がかかるんだ、と、ルートの説明をしながら寒さに耐えてリードが早く抜けきることを祈る。やっと登り切ったN田氏からのコールで、TMちゃんが登りだす。ビレーからは解放されたのでただ身体をちじめて寒さをしのぐ。TMちゃん早く抜けてよねっ・・・!  やっと順番がきた。この長いピッチは壁が立っていて高度感も抜群、体力的な負担も大きく手を抜けないピッチだ。何年か前まではリードできるのではと思ったこともあったが、最近はもう無理だなと諦めている。出足の凹角を抜けて垂直の細かなフェースを一手一手慎重にホールドスタンスを拾いながら登る。上からは身を乗り出したN田氏が大声で励ましの声。最後は力で強引に登り切って終了点へ。Miura-wallでのふがいない登りの私しか知らないTMちゃんは、私がかなり苦戦すると思っていたところに予想に反してすんなり登って来たのに驚いたようで、「えっ?登れるじゃん?!なんで??」と真顔だ(よしよし!)。 「今度Miura-wall行ったら、“ちゃんと登って来たのでビックリしたっ!” って皆に言ってよね」と私、「言う言う!言うよ!」と真顔のTMちゃん。  してやったり・・・これでこそ一緒に来たかいがあったぞ!〈爆〉  思わぬ収穫がありました!!
50mいっぱいいっぱいの懸垂で降りてゆっくり昼食、仕上げは“奥リス”にしようと、移動する。44フェースまで来ると結構な人が・・・ひょとして??いるいる、ミウラのママにキタさんにOKさん夫妻も、しょっちゅうあっていても、こんなところで会うと嬉しいもんだ。テラスに上がってしばしだべる。TMちゃんに「ママにちゃんと報告してよ!」と促すと、そうだ とばかり「級長、すごいwa、ちゃんと登るwa」、私「もっと言え!もっと言え!」としばし懇談。TMちゃんはママにけしかけられ44フェースにとりつく。何とかって名前だけは聞いたことのあるような、なんだかわからないけど課題のルートらしく粘りに粘る、有力山岳会員はさすがで、心身ともにホントにタフでした。「級長も登ってみたら?」ママのお誘いにはモチロン、丁重にお断りいたしました。
まだ時間があったので、44フェースの皆に手を振って、奥リスに向かい、ノーマルルートを私とTMちゃんと一本づつリードして終了。中身の濃い楽しい初外岩でした。
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2016.05.30 / Top↑
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