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23日、24日 inoさん Narita・Dr 一司さん、シアトル・YOYOさんと、銀嶺荘一泊で春香山の深雪を滑ってきました。天気に恵まれ、雪質も問題なし・・・満足満足のBCスキーでしたが、なんといってもタンネの森の深い雪に埋もれた静かな山小屋・銀嶺荘。パチパチと薪の爆ぜる音を聞きながらストーブに顔を火照らせ飲む酒に ほのかなランプの灯の雰囲気が酔いを倍にしてくれました。
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  山見ノ丘から春香山         銀嶺荘        

【23日 土曜日】
メンバーの仕事の関係で13時桂沢の堰堤下車止めを出発、土場までは一部のショートカットをのぞいてゆるりと林道をつめていくが、アルコールにすき焼きの食材を積んだザックが妙に重く肩に喰い込み、元気印の一司さんのペースについて行くのが苦しい。下土場からは牛歩の私に一司さんとYOYOさんが付き合ってくれ、土場でユルリの林道と分かれ一気の急登にあえぐ。天気は相変わらず良くて青空も見えるが、気温が急激に下がりグローブ一枚の指先が冷たい、山見ノ丘手前で我慢できずにアウターを着こみインナー手袋を付ける。
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土場で一休み、太陽が隠れ海は見えなかったけれどこの後又青空となる

深い森の中にたたずむ銀嶺荘に着くと、管理人の方がわざわざ寒いベランダに出てきてくれていて、親切にもスキーやパンツに着いた雪を払うようにとたわしを渡してくれたりスキーを立てかけるのを手伝っくれたりと気遣ってくれた。
ドアを開けて中に入るとそこは薄暗い上がり框になっていて重いスキー靴を脱ぎ捨て上った“すのこ”は氷のように冷たかった。内側のドアを開けると上がり框よりはまだましだったが それでも十分に薄暗い部屋には今まで見たこともないような大きなストーブが置かれ外の寒さがうそのような温もりがあった。まさに黄金の御殿だぁ!上がり框で脱いだ重いスキー靴を親切な管理人のHさんがストーブのそばに並べてくれ、冷え切ったグローブをストーブの上に張られた乾燥用の金網に放り投げてくれたが、その一連の仕草はどこかぶっきらぼうだったがそのぶっきらぼうさがかえって「よく来たなぁ!」と言っているような親しみのこもった好意を感じさせた。

夜の献立はなんと“すき焼き”。食材をザックから出してテーブルに置き、軽くなったザックを2階に運ぶ。2階はストーブの上がソックリ吹き抜けになっていて暖かい。5人部屋のベットを持参のシュラフカバーと小屋の毛布でメーキングしてから荷をまとめ1階に降り、さっそく夕食の準備に取り掛かる。私は学生時代の山仲間直伝のセロリとイカの燻製のマヨネーズ和えを差し入れる。山での酒のつまみには最高だ、まして濃い味のすき焼きにはサッパリ系のセロリがよく合うはずだぁ・・・。
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  銀嶺荘でのディナーは豪華にすき焼きです

ビールに日本酒、焼酎、ウイスキーと各人が思い思いのアルコールを飲みながら、一司さんが大事に担ぎ上げた生卵で溶いたすき焼きをペコペコのお腹に放り込んでいく・・・皆十分に呑み食べそれでもなお食べきれない食材に・・too enough・・。十分満足したところでアルコールのカップを片手に移動、日本酒の入った食器をストーブの上に置いて熱燗にして満足そうに口に運んでいる呑兵達。火照った顔を冷たく冷えた窓に近づけ外を見ると雪をまとって巨大クリスマスツリーと化した針葉樹が月に照らされている。そんな月夜に全く信じがたい出来事が・・・!  ナァナント、この寒空の中を強引に管理人のHさんに頼み込んだYOYOさんが春香山の山頂まで小樽の夜景見物にとナイトスキーに・・・シールを付けて出かけたのだっ、全くもって信じがたい!!!
男4名、ただただあきれながらストーブに手足をかざして呑んだくれる・・・。被害者(?)の管理人Hさんを除く5名にとっては それはそれは幸せな銀嶺荘の夜でした。
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     大きなストーブに ご機嫌&リラックス!!      ランプの灯とストーブの火

【24日 日曜日】
24日朝6時半過ぎにベットからはい出る、ヤッタゼッ 快晴だっ!!
青空にハイテンションの一同は、昨夜のYOYOさんの“夜間登頂”に刺激されたのか、朝食抜きで頂上に登りひと滑りすることに、オヨヨッ~、ハイテンション過ぎだぜ・・・遅れてなるものか、と慌てて準備をする。アタックザックに最低限の荷物を背負いハヤルみんな、私はシールを入れるための特大ポシェットだけを腰に付け、デジカメだけは持っていくことにしてシールを付けたままだった板を履く。小屋裏の小さな沢渡って山頂斜面に取り付く、そこそこの斜面だったが右手の宇和尻山方面に回り込むトレースを選択、昨日の土場からの直登トレースに比べれば楽勝で登りやすいし、なんたって空身だ。
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    出発準備中       山頂が近づき青空にご機嫌の笑顔です

ターンを繰り返すごとに右手の三角錐の宇和尻山の頂上が少しづつ目の高さに近づき、振り返るといつの間にか石狩湾の海岸線が綺麗に曲線を描いている。最後の詰めで、右手の平らな肩に到着 改めて頂からの眺めを堪能する。宇和尻山の左手には小樽の街も見える、昨夜はさぞや夜景がきれいだったことだろう。
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肩から宇和尻山と石狩湾    海に向かってドロップ

一度途中まで滑り春香山山頂に登り返すことにして、まずはYOYOさんが勢いよく深雪に飛び込み、続いてinoさん Naritaさんの華麗な滑りが眼下に展開され しばし見とれる。登りの苦労が癒される瞬間に身を置く至福の瞬間だ。
斜面の途中でシールを付け直し、再び山頂をめざして上手くトレースに入りこんでの登り返しは、さほどの苦労もせずに今度は春香山山頂に立つ。平らな山頂はスノーモービルに荒らされていてちょっと悔しい。山頂からの石狩湾の眺めは何度見ても見飽きることは無い、カメラを取り出しシャッターを切り、ちょっと移動をして反対を見ると手稲山山頂のアンテナ群から右手に朝里岳、余市岳と真っ白な山並みが澄んだ青空に展開している。無風快晴の天気が余りにも気持ち良く、このまま降りるのはもったいないともう一度登り返そうというinoさんの提案に全員がうなずく。一回目より下まで滑り降り、再びシールを付けて山頂に登り返す。
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  増毛の山も・・・反対側には余市岳などなど   白銀の粉雪蹴散らしDr.Narita&YOYO

さすが空腹を覚え、今度こそ小屋まで降りようと標高差200mの疎林のパフ斜面を時々止まっては山頂を振り返り、十分に満たされた気持ちで又深雪にシュプールを刻む。旨い具合に小沢を渡り返して小屋に到~着・・・お疲れ様でした!
健康的だった朝の食事は、ストーブの湯で温めておいたレトルートカレーで美味しいこと美味しいこと、加えて小屋にひかれた冷たい沢水が負けずに美味しかったなぁ~!
小屋から300m程の山見ノ丘への緩い登り返しはシールを付けた方が楽だよっ という管理人さんのアドバイスを素直に聞いて小屋に別れを告げる。朝一で下から登ってきた登山者と次々にすれ違う。「ゆうべは小屋に泊まッたんですか?」 「そーでーす!」 「イイなぁ~!」 「はいっ、最高でした!」
土場の手前でモービルの跡に騙されて小さな沢を一本分間違えたが、さすがNaritaさん すぐに気付いて登り返すことなく沢筋を回り込んで土場に到着、何となく肩から力が抜けた瞬間でした。後は時々スピードをコントロールしながら林道を滑り降りるだけ・・・銀嶺荘泊春香山、又すぐにでも来たくなるような大満足の二日間でした。
(お終い)
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2016.01.25 / Top↑
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