7/18~28日まで、スイスに行ってきました。

NHKBSのグレートサミッツのピッツ・ベルニナを見て、行くならスイスにっ!思い切って行ってきました。

一つ・・・ピッツ・ベルニナの白き氷の尾根「ビアンコグラート」をまじかに見る。
一つ・・・アルプスの画家セガンティーニが晩年アルプスを描き続けた「セガンティーニ小屋」へのハイキング。

二つの目的の為、世界的な高級リゾート「サンモリッツ」に5泊することとしました。
スイス観光局の資料によると、サンモリッツは山岳リゾートとしては驚異的な晴天率322日を誇っているはずでしたが
スイスも又異常気象で、悪天候に阻まれ「ビアンコグラート」を望むことは叶いませんでした。
それでもセガンティーニ小屋には行くことができ、スイスのハイキングを堪能することができました。

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   サンモリッツ遠望       セガンティーニ小屋       ハイキング道

詳しい報告は後日j順次します!
スイス スイスイ Ⅰ【いよいよ出発です!】    

“スイス スイスイ”はスイス観光局の“感動”ホームページからのパクリ、怒られないと思うんだけどなぁ~!

この報告は、書き始める前から長くなる予感、元々このblogは備忘録だから・・・。
「スイス 気に入ったのでまた行きたい!」 帰国直後の感想、なので もう一度行くチャンスがあった時に役立つように詳しい記録にしなくっちゃ!!


一年以上も前からスイスに行こうという話が持ち上がっていた。
休暇の関係もあって決めかねていたのだが、決断しなければ先に行けないので、思い切って休暇を取ることにした。どうせなら花の綺麗な7月と決め資料集めを始めた。すぐにスイスに特化した旅行社が複数あることが判明、スイス観光局が認めた(たぶん難しい?試験に受かった)スイス・スペシャリストが在席する旅行社の中から“M社”をっとしてもろもろの手配を頼むことにした。チューリッヒへの唯一の直行便であるスイスエアーの(前割)切符(@129000円)を確保できたのがM社だったから。スイスエアーにこだわった理由の一つに、エアバスA340を使用していて、窓際の座席が2列で12時間のフライトにはなにかと便利だと思ったからで、仁川経由の大韓航空を押す旅行社もあったが、多少安くても到着が夜になることも好みではなかった。

成田に前泊、宿泊ホテル“M”はTWN朝食付きで@11000円は安い。朝7時発の無料シャトルバスで7時半には成田空港に着いた。前日千歳から成田に着いたとき、慣れない空港で出口が解らずうろうろおのぼりさん状態だったので余裕をもって着きたかった。

スイスでの当面の目的地であるサンモリッツまで、荷物を直接運んでもらえる(チュ-リッヒ空港でピックアップの必要なし)のスカイ&レイルバッゲイジ(2200円)の手続きをしてから出国手続きを済ませて搭乗ゲートに向かう。
スイスエアーの垂直尾翼を見つけたとき・・・繰り返し見た夢が現実になった瞬間だった。
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回復の遅れの膝を引きずって   憧れの垂直尾翼     スイスエアー161便

スイスインターナショナルエアーラインズ・LX161便は定刻10:25成田空港を飛び立った。
相棒が外国旅行慣れした友達奥様から借り受けた、エアー枕やテーブルからひもでぶら下げる“足のせ”は使ってみると、なかなか快適だった。次のチャンスには借り物ではなく、マイ・枕を使用してみよう。

機内食は特に美味しいとは思わなかった、スチュワーデス(今はキャビンアテンダーか)はエコノミー係りとして日本人2名と外国人2名が乗務していたが、日本人はさすがに態度がよろしかったが、スイス人(?)はどこかぶっきらぼうで愛想も良い訳ではなかった。そこで我々座席K,J側の担当スチュワーデスに“怖いおばさん”と命名した。会話の中で“怖いおばさん”と口にしたら、相棒にシィーッ っととがめられた“日本語解るよ!”
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   ヤホーンの袋       ビール△ ワイン○    拡大のワンクリック プリーズ!

イヤホーンの入ったビニール袋の外側の小さな字を読んでいた相棒が感心したような顔でいきなり
小銭を出せと言う、何事かと思ったら、イヤホーンを使用 空いた袋に善意の小銭を入れて世界の恵まれない子の
役に立てると書いてあるのだとか・・・、百円玉を両方の袋に2個づつ入れた。



 スイス スイスイ Ⅰ 【ついに着きました!】 

定時よりも40分早くチューリッヒ空港に着いた。 人の流れについて行くと無人の地下モノレールのホームに誘導された。なおもくっ付いて迷わずに乗る。(地下鉄なので)何も見えないけれど・・・外国っぽいぞっ!
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「サイトシーイング!・・・サイトシーイング!」・・・つぶやきながら入国審査官の前に・・・・・・『Have a good time。』何も聞かれずあっけなく入国、ついについに来たっ~!! 到着ロビーは予想より小さくて質素だった。さてさて・・・今宵のホテル“NH”へは・・・どナイしていくんだぁ???出迎えてくれる人は勿論いない、でっ 何となくロビーを出てうろうろ。気持ちも足も地についていない・・そうだっ、まず『 i 』を探さ無ければ!
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『 i 』インフォメーションのおばさんは解りやすい英語で ロビーを出て左に行けばシャトルバスがあるからと教えてくれた・・・あったぁ!(!)確かに『nH』の文字発見ホッ!!!ところが時刻表を見間違え、すぐ来ると思った車が来ない、不安になりかけたとき、同じホテルに泊まるという名古屋在住の老夫婦があらわれ、声をかけられる。便利なnHホテルは着いた日と帰国前日にいつも泊まることにしているというスイス大好き夫妻で(80歳近いのでは)、往復航空券に初日、最終日だけホテル(nH)の予約をして後は行く先々で駅前のホテルに飛び込みで泊まりスイス中を回っているンだとか。その話は後々何かにつけて「名古屋夫妻ができるんだから我々にだって・・・」と励みになった。

旅行社手配の四つ星ホテル『nHチューリッヒエアポートホテル』の部屋は中庭に面していて景色は良くなかったが広さは十分に満足のいくものだった。荷物を整え、履物をサンダルに替え、翌日の出発の下調べを兼ねて専用無料シャトルで再び空港駅に戻った。
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改めてみると到着ロビーはほんの端っこにあって、スイス国鉄のチュウリッヒ空港駅に直結し巨大ショッピングセンターを備えた広い立派なものだった。翌日の出発と最終日の出国の下調べにエスカレータに乗ったり降りたり、広い空港駅と空港内をあっちに行ったらこっちに行ったり、立ち止まっては時刻表とにらめっこ、今度は広い通路の案内標識を追ってあっちへうろうろ こんちへうろうろ、外国にいることを実感し 動き回っているだけでナント楽しいことか・・・やがて知りたかったこと疑問が、こんがらかった糸がほどけるようにわかりだす OH快感!多数のファーストフードの店が取り囲む一角でスイス初日の夜食をとることに決定。大きな外国人に混じって、フード店を物色、パスタにピッツァ、中華風ヌードルに握りや巻の寿しも、もちろんパンもいろいろ。決まらず決められず・・・行ったり来たり(汗)。やっと決まった初日の夕食が写真の通り。
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相棒はニシンの酢漬けをはさんだフランスパン・・・魚が苦手な私は、見ただけで ゲッまじかよっ?!サラダを買ってこいと言う相棒に自信満々でうなずいて店の前へ、売り子のオネーちゃんと目が合う「どれにしましょうか?」きっとそういっているに違いない(汗)・・・何やらトッピングしなくちゃならないようで、私の手にはとっても追えません、素直に白旗、すごすごと席に戻る、代わった相棒がでかい器にいっぱいの野菜をトッピングして意気揚々と引き揚げてきた。


スイスの白夜は札幌の比ではない(笑)、9時半になってやっと暗くなった。疲れた分ベッドに入る前から眠っちゃうほどに寝つきは良かったのだが・・・トイレに目覚めて時計を見たら12時半、それから地獄が始まった。もう眠れない、やっぱり興奮しているのかなぁ?!七転八倒を繰り返しついに起き出し資料を引っ張り出して明日の(本当はもう今日)予定の確認をする。列車は一時間に一本、乗換駅のクールまで1時間半で・・・、クールからサンモリッツまでは2時間丁度かぁ。乗り換えホームの番線は・・・事前に調べたSBB(スイス国鉄)の時刻表を確認。この時刻表は実によくできていて目的地までの乗り換え回数からプラットホームの番線、連結車両の内容から発着地の天気予報に予想気温まで、欲しい情報は何でも分かる仕組みの優れモノ。バスも湖上の遊覧船もすべてわかる。この後帰国までどこのホテルでも簡単に繋げられたWi-Hiで持参のi-padをフル活用、SBBの時刻表につないでは乗り物の時刻を調べ悪天候での予定変更もすんなりできた。


スイス スイスイ Ⅰ 【一等車に乗って クール経由で…】 

『nH』の朝食は後で考えると、バラエティーという点では滞在中で一番だった。シャトルバスで三度目の空港駅へ、天気は快晴本日の予定は、チュ-リヒイ中央駅からクール経由サンモリッツまで、いよいよスイスの旅の始まりだ。
空港駅から中央駅までSBBで10分、年配のおじいちゃんが一人ボックス席を空けて座れと言う、互いに怪しげな英語
とやはり怪しげな英語+ドイツ語での会話でも リギにハイキングに は解った、我々も一週間後にリギに行くと言ったのだが・・・通じたかなぁ(相手の英語が悪い?)。一時間に一本出るクール行き特急を一本遅らせ、チュウリッヒ中央駅周辺の探索をする。
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気に入ったものがあればTシャツを買おうとショッピングセンターに入る、がっあることはあったが値段は高めでデザインもパッとしない、これだったら日本で買った方がズートいいwaとちょっとがっかり。
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                向かいの座席に足が届かない   通路にワン君

キオスクでビールと昼食の弁当にカッティングの果物まで買い込んで11時37分発のクール行の一等車に乗り込む。今回は旅行社のアドバイスで一等車にしたが、初めてのスイスということで正解だった.。だがもしも再び乗るチャンスがあったら、要領のわかった次回は二等でも十分かと、小柄な日本人に十分に広いし、出発時間のちょっと早めに着けば、好みの座席を確保するのは十分だ。チュ-リッヒを出ると車窓あっという間に「スイスの景色」に、細長く続くチューリッヒ湖を左手に右手にはみどりの牧草の先に緩やかなみどりの丘陵が広がる。
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チュウリッヒ湖は大きいには大きいが長ーく伸びたひょろ長い湖で、列車が進むにつれて湖の対岸の景色が変わってきた。山の急斜面は登高意欲をそそるような岩壁がまるで要塞のように湖に迫り、それがどこまでもつづく。岩は脆そうにも見えるがクライミングのゲレンデにうってつけの岩壁だ。名も知らぬ駅に停まると静かで綺麗な家並みが、そこに住む人は皆きっと穏やかな人ばかりなんだろうなぁ・・・。澄んだ空気の広がりを感じる。何でこんなに美しいのかなぁ?スイスは都会は都会なりに、街は街なりにそして村は村なりにつまらない広告など宣伝物がない。帰国して改めて周りを見渡し、街にあふれる宣伝物、最も下らないといつも思っているのは道路際に何本も立てられた「交通安全」のノボリだ。
アンなモノを読みながら運転したらわき見運転で危険このうえない。何のための旗なのかぁ?日本とスイス(ヨーロッパ)の役人さんの頭の程度(個人個人はきっといいのだろうけれど・・・)を思わず比べ情けなく感じた瞬間だった。

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午後の1時前、車窓からの景色に見とれているうちに終着駅のクールに着き慌ててレーティッシュ鉄道に乗り換える。いよいよ世界遺産にも登録されたレーティッシュ鉄道の前半 クール・サンモリッツ間の絶景の旅が始まるのだっ!


スイス スイスイ Ⅰ 【絶景の連続・レッティシュ鉄道で サンモリッツへ】   

クール駅で乗り換えた私鉄レッティーシュ鉄道の客車はちょっと古くて冷房がないことに始めは戸惑ったけれど、その良さは出発後ややしてから判った。この列車も我々は一等車に乗る権利を有していた、途中トイレに立った相棒から二等はそこそこ混んでいるよと報告を受けたが、Chur11時58分発のSt.Moritz行の一等車は最後尾の一輛で我々の他にはほんの2.3組の乗客だけでガラガラだった。我々はゆうゆうと最後尾の車輛の最後尾の座席を確保した。
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クール駅を出発しました    一等車の車内(ガラガラ)   デッキから乗り出して撮影

一等車はどの列車も片側が一列、反対側が二列の通路をはさんで横三列の構造で兎に角ゆったりしていた。もう一つの特徴は最初はとまどった冷房がないということだったが、列車が進みいよいよデジタルカメラのシャッターを押すのに忙しくなった頃、大きな窓の上半分を開閉できることが判明、乾いたスイスの爽やかな風を車内に取り込むことができ しかも身を乗り出しての写真撮影も可能!なおもうまくできているモノは最後までよくできているモノで、この鉄道は上り下りの勾配が急で、カーブはきつく、いい具合にスピードが出せ無いようになっていて、窓から顔を出すのに何の支障もない。まるで遊園地のアトラクションだ、なので窓を開けて顔を出してもただ爽やかなだけ・・・車窓の絶景が世界遺産に登録されているのだが、きっと真っ赤な車両もその一翼を担っているのでは・・・。
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列車はどんどん高度を上げて山岳地帯に入っていきます。時々駅に停まると、大きな駅も小さな駅も必ずハイキング姿の人々がおります。そこかしこにロープウエーがかけられ、スキー場のリフトがハイカー用に夏季運転され、整備されたハイキングコースがあちこちに張り巡らされ、環境が老若男女多数のハイカーを生み出しているのだとつくづく感じた。

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     大きな駅            小さな駅
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列車は深く切れ込んだ谷間の中腹を、時に谷底深く、右に左に力強く高度を稼いでゆく、右の窓左の窓時に後ろのデッキに飛び出て次から次へと目まぐるしく変わる景観をデジカメに収める。相棒はカメラを写すばかりで景色を見ていないとからかう、見ているからシャッターを押すのだと反論、二人とも歳をわすれて完全に興奮状態。列車はいつの間にか有名なラントヴァッサー橋に差し掛かっていたがそうと気付かずにシャッターを押し続けたが、相棒が気付いて撮ったか撮ったかとシツコク確認してきた、撮った撮ったすごい景色だったと言ったら今のが有名なラントヴァッサー橋だと教えられた。
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ラントヴァッサー橋を渡ってもまだまだ絶景は続いた。
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列車は一つの渓谷を上りきり静かな谷間の村の駅に着いた。協会の鐘が谷間に響き渡りいかにもスイスにいることを今度は耳から実感させる。列車はまたゆっくりと走りだし今度は左に大きく曲がりながら急こう配を登っていく、すると先ほどの教会の鐘が今度は左の窓から聞こえてくるそれで気が付くと右手の頭上にこれから通るレールが見える。列車は一つの渓谷を上り切り、谷間ののどかな村を出発して今度は裏山をS字を描いて上っているのだった。
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  右手の車窓の風景   左に大きく180度円を描く   今度は左手に同じ景色が広がり線路も見える

なおも続く絶景に相変わらず気の休まる暇もなかったが、シュクオールからの線路と合流するサメーダンに着き周りの風景はやっと落ち着いた。見上げるとそれまでとは違った頭に雪をべっとりつけた高山を始めて見にする。
次の終着駅サンモリッツに着いた時には、さすがにグッタリ、気を取り直してプラットホームに降り立った。

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成田で預けた荷物は無事サンモリッツ駅に届いていた。交換書を手渡すとサンキューという朗らかな声といっしょに重たいトランクが戻ってきた。   さぁ、サンモリッツだぁ!!


スイス スイスイ Ⅱ に続きます
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2014.07.28 / Top↑
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