6月1日 快晴の小樽・赤岩に炎のリードクライマーN田氏と遊んできました。
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    東赤岩岩塔群

赤岩峠9時集合とゆっくり目の約束だったが、8時過ぎにイオンに着くとやっぱりっ! N田さんも来ていました。
峠に上がっていくと労山の研修会で駐車場は超の付く満車状態、林道は水路を作った関係で狭くなり路上駐車がままならず、仕方なく一番下の駐車スペースに車を停め、N田さんの車でもう一度上がり、御堂前に駐車スペースを見つける。

こんな状態じゃどこのルートも満員だろうと順番待ち覚悟で東方面に向かう、比較的空いていることの多いトリコニー岩には数個のザックが、でっ当然パス。猫岩、馬の背、東のチムニー、どこも鈴なり、仕方ないテーブルリッジでノンビリ順番待ちで登ろうかなどと思いながら進むと、四段テラスが空いている。選択の余地なし、迷わず四テラで足慣らしときめて、ザックをデポ、ロープだけ持って取りつきに降りる。足元には見慣れた海の風景が去年と変わらず広がっている、半年以上の御無沙汰の末、今年もこの風景にヤット出会える季節になったと軽口をたたきながらの登攀準備。そこに若い女性2組が、我々の存在を知っても躊躇なく降りてきた。今日の混雑ぶりは遠慮していたらどこも登れなくなる。
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   四テラ遊歩道から     馬の背を登るパーティー

N田氏リードで取りつく、グレードは確かⅢ+だったか、ここは自身何度もリードしているけれど、高度感があってそれなりに緊張する、最も緊張しないで登れるルートはほとんどないが・・・。登り切った時、消防自動車のけたたましいサイレンの音がどんどん近づいてくる、どうやら峠に登ってきたようだ。テーブルリッジに移動しようと遊歩道を歩いていると消防士がロープを襷にかけて息を切らせて上がってきた。東のチムニー上にかたまった訓練中の一団と緊張のやり取りをしている、遊歩道がふさがれ前進できないのでしばらく待つ。どうやら東の大壁で滑落事故があったとか、尾根からの救出は難しいので、ヘリコプターを呼ぶようだ、事故者の意識はあるようだ。東の大壁は毎年一度は必ず登るが、どこで滑落したのだろうか。邪魔にならないように人混みを抜けてテーブルリッジに向かう。

テーブルにつくと三人パーティーが最後のピッチを登っているところだった。“テーブル”からはいつもながらの絶景が広がる。左手に積丹岳が、正面には石狩湾をはさんで増毛の山々、右手には手稲の山と湾に面した街並みが、そして眼下には細く急なテーブルリッジと右にそびえ立つヱビス岩に大黒岩、二つと言うより二本のローソクのような岩塔、その真下には祝津の番屋が海にせり出すように立っている。今シーズンは久しぶりに、大黒、ヱビスも登ってみたいとN田さんに水を向ける。
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 頭の真っ白な積丹の山々  海に浮かぶ増毛の山々

ややして救助ヘリが飛来東の大壁上空を旋回し、レスキュウ隊員を事故現場に降ろし、いったん上昇、つり上げの準備が整うまで上空を旋回している。誰だろうか?他人ごとではない!
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         大壁上空のヘリコプター

何時ものようにザックをテーブル下にデポして、ロープを背負い胎内巡りをテーブルリッジの取りつきへと降りていく。急で降りにくかったアプローチのすべてに梯子が取り付けられ、しっかりロープで固定されているのにびっくり&感激。赤岩に来ると必ず会う、赤岩整備を進めている有志の方々の努力には改めて感激、一昨年のささやかな寄付金が少しは役に立ってよかった。

登攀準備をしていると四テラで一緒になった女性パーティーも降りてきた。お先にのあいさつでリードのN田氏が取り付く。久しぶりの赤岩マルチに慎重にロープが伸びる。一時期、はらはらしないと面白くないと言っていた炎のリードクライマーN田氏も歳を取ったのか随分と慎重になったものだ(笑)、おまけに忘れっぽくもなったのか、核心垂壁を越えずに手前でピッチを切ったようだ(爆)。途中でピッチを切ったのにそれでも声の通りが悪く、アプローチで順番待ちの女性パーテーにcallの通訳をしてもらう(笑)。
2P目は、垂壁を越えたところでピッチを切っていたので、そのままツルベデ、“コル”までリードする。ここの核心は斜度がやや落ち楽しく登れるフェースだ。コルからの長い最終ピッチも順調に登り、テーブルに這い上がって握手。リードでもセコンドでも何度も登ったなじみのルートだが、いくつもの核心部分があって、アルパインルートらしい面白いルートと改めて感じた。峠に向かいながら、ピナクルリッジの最終ピナクル部分だけを一本登って今シーズンの初赤岩を終了する。

登攀具をブラ下げたまま御堂前に停めたN田氏の車に乗り込み降りていくと、峠の広場で大人数のパーティーが円陣を組んでミーティング中、その中にTちゃん発見! 思わず「Tち~ゃん!」呼びかけると慌てて飛んできた、どうやら仲間内の事故のようで・・・うなずいて、Mーwallでの再会を約束して別れる。
事故者軽い怪我で済んでいればいいんだけれど・・・。


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2014.06.01 / Top↑
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