40年も昔、八ヶ岳のテントで共に年を越した学生時代のクラブの後輩二人が、東京と九州長崎から来道しました。 長年の課題だったクワウンナイ川を登るためです。

村山君は今回のリーダーで、東京の沢登り専門の山岳会に属し、北アルプスや東北の山など、広範囲に渡って沢中心の登山活動をしています。
一方の長澤君は4年前に長崎に転勤、地元の山岳会に所属してクライミングからバスハイクまで、オールラウンドの登山活動中で、今春登山ガイドの資格を見事に取得、ちなみにしっかり者の奥方は彼の同級生で同じ山岳会に属しており、当初は奥方も参加の予定でしたが、残念ながら都合がつきませんでした。

予定では12日に天人峡に移動、13~15日クワウンナイ川、16日は予備日で計画通り行けば予備日の16日に赤岩に行く事になっていましたが、13日の天気予報が悪く、天人峡に移動予定の12日に前倒しでとりあえず赤岩に行くことに予定を変更しました。

ルートは景色が良くゆったりクライミングの出来る定番のテーブルリッジに決めて峠を10時過ぎに出発。まずは4段テラスで足ならし。
4テラは最後の詰めが被り気味で高度感もあり、初見だとかなり緊張するが、登ると「なーんだ」という感じで、驚かすには面白いルートです。

最初は私がリードする。セコンドは村山君、テラスに上る手前の最後のハング気味の登りを見上げて「えっ、ここ登るの」という台詞を期待していたが何も言わないので、こっちが痺れ切らして先輩っぽく「ちゃんと景色も見ろよ」と高度感にビビルことを期待して言うとやっと、「ここって・・・」してやったり。
思い切って右によるようにアドバイス、難なく登り切って、テラスのうえに上がり、狭いテラスでビレーヤーの私が邪魔になりへっぴり腰で移動しながら、「ここが一番ヤバイです!」
次に長澤君、最後のかぶりで右手をガバにかけ「なーんだ」
次に長澤君リードで登る。一段上ってチムニー気味の登りで「リードなので奥に入りすぎちゃいました」と、チョッと可愛い台詞。
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 垂壁の長澤君    快適フェースの村山君

テーブルの頭にて景色を堪能しながら昼食。胎内めぐりを注意しながら取り付き点へ。不動岩稜を女性2名のパーティーが登っていた。
取り付き点に到着。取り付き点は 改めて見ると初めての人にはこれから先のルートはドーなっているのだろうかと感じさせるなかなかの舞台装置だ。

ここは私がリード、例によって非常にロープの流れが悪い、1P最後の垂壁を落石に注意しながら超える。天候は風が無く穏やかで、コールがよく聞こえる。セコンドは沢屋の村山君、案の定垂壁にきて、
声無き声を発する。“よしよし!”「じっくり探せばガバあるから」40年前が蘇る。テラスに上って来て「なかなかですね!」よしよし。
続いて長澤君、同じように垂壁で声なき声を発する。先輩満足!!3人とも学生時代に。
その後変化にとんだ2ピッチを順調にクリア、テーブルの上には男女6、7名のハイカーが笑顔で見下ろしている。気分はスターも、かえって詰の一手が気になる。案の定躊躇してやり直し。なんと気の弱い!何とかよじ登って皆の拍手、気分は最高でした。
二人とも続いてテーブルの頭へ、登り切って改めて見下ろす気分は最高、久しぶりに学生時代に戻り
楽しいクライミングでした。
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東のチムニーを登る女性パーティー(実は・・・)

ビールをしこたま買い込み 小樽自然の村キャンプ場へ。12日は丁度長澤君の還暦の誕生日。食べきれないほどの肉と野菜でたちまち500mm6缶と350mm7缶が空になる。

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 キャンプ場入り口で       キャンプ場

気持ちよく酔って、高床式常設テントで爆睡。夜中に目が覚めると雨が降っていた。
そういえば、何週か前に照る照るボーズをブラ下げましたと長澤君からメールが来ていたっけ!!

ドーしてもクワウンに登りたい。テントをたたく雨音を聞きながら、何とか晴れてくれと祈りつつ、再び夢の中に・・・。
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2009.08.12 / Top↑
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