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6/2日(日)芦別岳手前の雲峰山を往復してきました。毎年毎年スキーで世話になっているHYMLの仲間が芦別の本谷を登るという情報を聞き、ならば新道経由、山頂でお出迎えしようと乾杯用ビールを背負っての久々の尾根。
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夫婦岩・Xルンゼが一目瞭然

スキーシーズンの終了後は ほとんど登っていなかったが、7月に長年の夢だった北ア・剣岳遠征計画があり、体力つくりトレーニングの手始めとしては、芦別“新道”は丁度よさそうだし。

前夜発、幾春別で2時間の仮眠、3時半に目覚めたので、そのまま山部へ向かう。
山部の公園から見上げる稜線にはガスがかかっていたが天気は悪くない。
ゆっくり朝食をとる、登山者らしき人は若夫婦が1組だけ、意外と少ない。
芦別岳はもう10年以上も前になるだろうか、新道から一度だけ登っている。頂上直下でアイゼンピッケルを使用したが、もう少し遅い時期だったと思う。

5時45分出発、さわやかな樹林帯の登りは木漏れ日が射し気持ちがよい。10分程登ったところで、登山道にヒグマの糞が堂々と・・・、それほど新しいものではなさそうだったが、深山ではない為なのか緊張感はわかず、それでも若夫婦が登ってこないか後ろを振り返る。がっ、そこから10分ほど登ると尾根上の小さく残った汚れた残雪の上によくよく見ると、ヒグマの足跡が一つ、それ程はっきりしたものではなかったが、まず間違いないだろう。
それでも、鈴は慣らさなかったが誰もいない山道にやせ我慢はやめザックから鈴を取り出す。
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    熊の糞         足跡だが、全く分からない

見晴台から上はほとんど雪に覆われていた。剣岳のアプローチで使うつもりのモンベルの軽登山靴を試すのにちょうど良い状況となった。
さっそく判明したのが、このモンベルが雪上歩行には著しく不向きと言うこと、つま先の底がランニングシューズのように丸まっているので、キックで雪面に蹴り込んでもエッジがない分滑りおまけにビブラム底の溝が浅いので雪のグリップ力も弱い、兎に角滑る。
靴底のインサイドとアウトサイドの角ばったエッジを効かせるためににジグを切りながら登るが、私の横をキックステップでぐいぐい直上していく単独の男性2名に次々に抜かれる。急斜面になるとピックを雪面に刺してまるで雪壁を登っているようだ。それども2,3回スリップしかかりピッケルにすがりつく。
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鶯谷への登り、下りは楽   気温上昇の兆しか 時折ガスが

雪上をキックステップでスリップに気をつけジグを繰り返し登っていると若夫婦も追いついてきた(後でHYMLのメンバーと判明)。雪渓を登りきったところで、先行の単独行者の足跡は、ささやぶへと消えていた。ここで迷い行ったり来たりしているとちょっと下に若夫婦が登ってきてちょっと上に出てしまったと少しだけ下って藪に入ったので素直に続く、と何とわずか2,3mの藪漕ぎで立派な登山道に出る、左にちょっと歩くと鶯谷の標識があった。

右手に夫婦岩を見ながら反面山を目指す、結構きつくなってきたのでっくり進む、小休止をしているとヘルメットをザックに付けたいかにも強力そうな3人パーティーが降りてきた。いでたちから本谷かと尋ねるとそうだという。iwaさん、marikkaさんの事も知っていて、1時間半遅れ位で登っているのではと言う。それはHYMLの重鎮Aさん一行だった。昨年日高の沢で雪渓の崩落に合い、九死に一生を得た方で、このパーティーに誘われたが、行かれずに断った経緯があった。


9時半くらいだったので、ゆっくり登れば途中で会えるだろうと、今まで以上にのんびり進むことに。反面山を越えると目の前に広々とした雲峰山の雪の斜面が広がっている。先行する若夫婦が雪の大きな大きな斜面をジグを切りながら登っていく、ここまで若夫婦ものんびり登っていたので抜きつ抜かれつで、邪魔をしているような感じになったので、雪渓にザックを降ろし、ゆっくりアイゼンをつける。モンベルは軽登山靴だが、底が固くてアイゼンをつけても問題なさそうだったが、思惑通り、その点は合格だった。
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 運峰山の雪渓斜面

iwaさん一行が降りてこないか気にしながら広々とした雲峰山の大斜面を(アイゼンが付いたので)余裕で登る。
気にしながら登っているうちに雪渓を登り切って雪のない夏道に、ここでアイゼンを外し、いつ会うかいつ会うか、あったら驚くだろうなと思いながら登っていくと雲峰残山頂に、そこにHYMLのスキーで散々お世話になったコージさんが・・・、当然一緒だろうと思ってiwaさんはと聞くと、「もう、降りちゃったよ!」「?????。」
・・・本谷に降りたのだ。まだ見えるんじゃない!あわてて本谷を覗き込むがそれらしきパーティーはすでに見えず。そこには2つの小さな点が、とんでもなく急な雪渓を詰めている迫力満点の景色が広がっていた。
その迫力に仲間に会いそこなったことも忘れ息をのんで食い入るように覗き込んだ。こんなところを登ったのか、しかも下降まで、今の自分にはとっても無理だ!写真を撮るのも忘れて迫力に見入っていた。
我にかえってコージさんに聞くと、リーダーはサイちゃんで8人パーティーで、コージさんとは別パーティーで、コージさんパーティーより先行していたとか。
一行の降りてしまった芦別山頂に行っても仕方ないような気になる。それに、引き返す格好の理由ができた。ここまで来てもったいないという、コージさんの仲間の女性の声にも、無駄なことはしない!とかっこ付けて言ったが、本当は、本谷の急斜面を登る“点”を見て、新道側の雪渓の急斜面に怖気づいていた。傾斜計を持って降りてきた、単独行者の話だと、傾斜計で40度だが、45度以上に感じたとか・・・。
ザックの500ml缶は、かみさんへの土産になった。
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  運峰山から芦別岳 左の雪渓が40度で谷底へ

鶯谷で、新道への入り口が分からず覚太郎新道に降り、小一時間迷い結構真剣になり、最後は鶯谷に戻って何とか新道から帰ることができた。
本谷Pは皆無事に下り切っただろう?!体力に自信がついたら本谷やってみたい、登り口に着く頃にはそんな思いもよぎる。もともとの夢は、“一稜”だったじゃないか、本谷登れずして一稜には取りつくことすらできない、一緒頑張ってみるか!
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2013.06.04 / Top↑
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まとめ
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