31日空沼岳に登る同行者を募るとのmarikka師匠の呼びかけに体力的にやや不安だったが、どうにかなるだろうと手を挙げる。このmarikka企画にiwa隊長、チョウさん、カッコ姉さん、朋ちゃんの4名も反応、総勢6名で金山林道から空沼経由で空沼岳を目指す。
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     いざ出発
453号線沿いの金山林道入り口の駐車スペースに車を止めスタート。直後のルート取りが難しく、下りのものなのか登りのものなのかも判別しにくいかすかなトレースを「追いかけ見失う」を繰り返す。小さな尾根を超え小沢への急斜面を下ったりと何とか正規ルートの金山林道に乗ることができたが、強力メンバーの快調なペースに途中まではついて行くが 思ったより体が動かずに遅れだす。
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   イントラも苦戦                     遠ざかる

最近は毎度のことながら何故ついて行かれないのか・・・不思議にさえ思える。遅れに慣れっこになってしまったのは情けないが、一番気になるのが、頂上に立ちたがっているメンバーの足を引っ張ることだ。雪山だと一人で大丈夫だから気にしないで先に行ってくれと言ったて、ハイそうですか って訳にはいかないし・・・。

漁川林道との合流地点から林道と別れ沢筋に入り右上の尾根に上がって空沼を目指す。ピンクと紫のだんだら模様のテープがしっかり付けられルートを導いてくれる。うるさいくらいのテープだが知らないルートを登っているときは心強い、反面 はたしてテープに間違いはないのか、100%信じることはできないぞと思ったりもする。
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       空沼            空沼岳

ちょっとした斜面を先行する仲間のトレースに導かれ登りきると突然目の前に楕円形の雪原が広がる。空(カラ)沼だ。沼の左に沿って伸びるトレースを追い雪原を超えたところで休憩中の仲間に追いつく。
目の前、至近距離に空沼岳山頂が聳えている。手前コルから張り出した小さな尾根は急そうだが、コルに上がるのはそれほどのアルバイトではなさそうで、これなら稜線には立てるだろう。稜線までは必ず上がるから私の事は無視して頂上に行ってほしいと念押しをして出発してもらう。

気が楽になりゆっくりアンパンをかじり水分を十分に補給、マイペースでコルへの急斜面に取り付く。
何気なく突いたストックに体重をかけた途端、急斜面を頭を下に逆さ状態で転倒!瞬間何が起こったのかわからない!体制を立て直し起き上がって納得、ダケカンバの根元にストックを突き体重をかけたのだが、根元は雪が解けて空洞となていてもんどりうって転んだというお粗末。
何回かのキックターンを繰り返すと斜度が落ちいつの間にか稜線に上がる。見上げると雪のちらつく稜線を登る仲間が見える。あわててデジカメを取り出しシャッターを切るが、息が上がり腕を固定できずに上手く撮れない。何とか息を殺してシャッターを押すのだがどうしても体が揺れる。まごまごしているうちに稜線から仲間の姿が消えてしまう。あそこが山頂なのだろうか?緩くなった斜面をゆっくり登っていくと頼りなげな細い樺の木にスキー板がデポされている。吹き抜ける風はさすがに冷たい。
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              山頂目指す

板を外してつぼ足で登り始めるが、クラストしていてキックしても雪に靴がけりこめない、どこを登ったのだろうか?とっ、それまでと違った筋肉を使ったためなのか、左足太ももが強烈にツル。靴をけりこめないクラスト斜面で動けなくなり右足に体重祖かけ気味にすると今度は右足の土踏まずがツル。不安定なクラスト斜面で、スリップしたら命に係わるほどでは無いが、ちょっとしたピンチだ!ヤバッ、仲間に追いついて山頂に立つことよりデポ地点に戻ることに真剣になる。

体制を立て直し、少しでもけり込める斜面を探してキックすると又収まりかけた筋肉がツル、でっ戻る。
もう登るのは諦めようかと思った時に稜線上に仲間の姿が再び現れ、登って来いと声をかけてくれる。せめて肩までは登らないと二度と誘っては貰えなくなる~~!もう一度斜面を探して何とか仲間のところへ、足がツッタと言い訳している自分が情けない。頂上はちょっと先だけどわざわざ行くほどでもないという仲間の思いやりの言葉にホッとして皆と一緒にのんびり昼食のおにぎりにかぶりつく。
足元には真っ白な空沼、「支笏湖が見える~!」の声に視線を移すと、空沼の先にうっすら支笏湖が、恵庭岳も見えそ~!漁岳への稜線には雪庇が張り出して迫力あるが、厳冬期の厳しさとは違い春の香りがしてのんびりと眺めていられる心和む景色だ。
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       休息           空沼・支笏湖
 

さっ、そろそろ行くかっ!デポ地点までの稜線の風上側面はクラスト(風下側は雪庇)していたが真ん中は柔らかく歓声を上げて尻セードで難なく降りる。
板をつけいよいよ滑降に移る。稜線上を何ターンか、調子は上々。稜線から外れ空沼に向けて樺の疎林地帯を広そうな斜面を見つけて滑る。雪は重たいが深く潜ることなく、重量で落ちていくのが気持ちE~~!

苦しい登りもスキーで下るとあっという間だ。空沼の淵をバックル絞めたままの靴で向こう脛の痛さをこらえ必死で皆について行く。ちょっとした登り返しがきつい。それでも皆の顔は満足げで、木に激突しないように注意を促すiwaリーダの声に明るく答えて楽しげに滑る。イントラのチョウさんはうるさい灌木の間を小回りで綺麗に抜けていく!各自、木々の隙間を少しでも滑りやすい斜面を見つけて滑っていく。ノルディカのロッカーに少しは慣れたようで自分なりに気持ちよく滑れる、それに新調したアディダスのゴーグルで視界もばっちり、下りは何とか皆にくっついて無事に駐車にたどり着くことができ、久しぶりに満足できた。また登ってもいいと思えるイイ山でした。メンバーの皆さんに感謝!!!

   終わり
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2013.03.31 / Top↑
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