14、15日と連休利用で道東にドライブ&テン泊 未登頂だった雌阿寒岳に登って来ました。
雌阿寒山頂では、久々に観る雲海は360度に広がり、周辺の山々はまるで海に浮かぶ小島の様でした。

(デジカメのSDカードに納められた雌阿寒の山行写真を操作ミスで、消してしまいました、ショックだわなぁ!)

オンネトー登山口(発6:05)⇒(着8:10)雌阿寒岳山頂(発8:30)⇒登山口(着9:43)

【雌阿寒岳】
前夜アルコールが入ったためか、いつの間にか寝込む、8時前だったような。2時半過ぎに一度目が覚め、起きようかと思うが一人の気安さ又寝込んで目覚めたのは4時を大分回っていた。急ぐともなしに朝食の準備をしていると熊よけの鈴の音が、又鈴の音が、こんなにリンリンやられると焦ってくる。霧雨で濡れたテントは下山してから撤収することにして急いで出発の準備をする。

6時過ぎに登山者名簿に記入して出発。うっそうとした樹林帯から小沢を渡ると赤エゾ松の樹林帯となる。登山道は縦横無人に張り出した根の階段と根と根の間は積もった落葉がクッションとなって兎に角歩きやすい。息の苦しさには昔を思い出してつくづく歳を感じてしまうのだが、トレーニングも出来ないのだから仕方ないと、いつもの調子で自分を慰める。

木の間から望む空は、高曇り、涼しげな樹林帯には木漏れ日が欲しいところだ。自分にしたら良いペースで登っているつもりだ、15分前に登山者名簿に記載された女性2名に追いつくのではと思いつつ歩くも、どこまで行っても影も形も見えない。自分では良いペースと思っていてもやはり衰えは否めなずチョッと悲しい。

高度を稼ぐうちに時折薄日が射すような感じに、よしよし!。やがてハイ松が現れると、すぐに森林限界となり、いきなり目の前に阿寒富士が聳え立つ。Oh~!感動、感動。

砂礫の登りは阿寒富士を右前に見ながら中腹を巻くように伸びている。やがて左手に激しく噴煙を上げる噴火口が、風向きによって強烈な硫黄の臭いが、いつの間にか空は快晴、よくよく見ると雲海の上に出たのだ。
9合目の標識からは声が聞こえるほどの近さで山頂が届きそうだ。右手には見事な雲海から名も知らぬ山頂がまるで海に浮かぶ小島のようだ。この懐かしい風景は何年振りであろうか。
8時過ぎに山頂着、360度の雲海に、大雪、日高の山々が感動の景色だ。

山の上はこんなに天気がよいし、折角ここまで来たのだから急いで降りて、気になっていた摩周岳に登ってみよう!急に思い立ち、急いで下山に移る。結構飛ばして(つもり)1時間と10分チョッとでキャンプ場に戻る。
急いでテント撤収、10時半にオンネトーを出発、楽しみだった野中温泉は迷わず通過して一路弟子屈を目指す。上手くすれば12時半過ぎには登れ出すかもしれない。


【摩周岳】
摩周湖の第一展望台の駐車場に着いたのは結局13時を回っていた。天気は意に反して曇りと言うか、ガスで霧の摩周湖そのものだった。それでも第一展望台を出発した時はまだ、湖面と湖面に浮かぶ小島は見えていた。

13時半出発、展望台から一歩離れた途端に誰もいない静かな散策路、左手は樹林の急斜面で一気に湖面に落ち込んでいてかなりの高さだ。一方右手は熊笹に樺の木が生えている良い感じの緩やかにうねった緩斜面が広々と広がっている。その急斜面と緩斜面を分けるように摩周湖の縁の一番高いところをなぞるように、登山道と言うよりは散策路と言う表現の方があっている小路が緩やかにアップダウンを繰り返しながら続いている。

気がつくと右手の緩斜面から湖面に向かって濃い霧が流れ、当然湖面は全く見えない。そういえば阿寒や弟子屈周辺にはカムイコタンガ点在していたはず、この辺は熊の巣かも・・・、山に入っても余り鈴を鳴らさないが、人っ子一人いない霧の摩周湖の縁の散策路は今にも羆の唸り声が聞こえてきそうで久しぶりに鈴を取り出しザックに付ける、チリンチリン鳴らして歩いていると、かえって熊が出てきそうな感じがしてきて落ち着かない。がっ慣れてくると今度はうるさい。それでも辺りの雰囲気が鈴をしまう気にはさせなかった。

どこまで行っても変わらない風景にだんだん飽きてきた。霧は晴れそうも無いし、感じはよいがどこまで行っても変わらぬ雰囲気はメリハリがなく、引き返し場所が見つからない。時折すれ違う下山者にどこで引き返そうか迷っていますなどと、相手に取ったらどうでもいいような事を話しかけている。西別岳の分岐がすぐですよと教えてくれた親切な夫婦連れ、「後1Km位」だって続いた言葉にずっこける。山の1Kmって結構あるよなぁと呟きながら足は未だ引き返そうとはしない。
結局西別岳の分岐に到着、指導標には登山口まで5.6Kmの表示、およ~よ、チョッと突っ込み過ぎたゾ。これから5.6Kmも歩いて戻らなければ・・・、慌てて立ったまま助六を半分食べ、急ぎ今来た小路を引き返す。急に足が重く感じる。帰ることを忘れてチョッと長く歩きすぎたことを後悔しながら、誰もいない霧の摩周湖をひたすら戻る。時々立ち止まっては大きく深呼吸と言うよりは、ため息をつく。歩いても歩いても同じような風景が続く、そのうち鈴のうるささが我慢できずにザックにしまう。さっき鳴らして歩いたばかりだから、もういいだろう。

復路の5.6Kmは気持ちはヘロヘロ、足はがくがく、でも何とか駐車場に辿り着きたくて自分をのろい励ましやけになって歩を運ぶ、いつまで続くのだろうか、長い(フー)!15:45めっきり車の台数の減った駐車場に何とか辿り着く。

明日は休みだからいいけれど、これから札幌まで戻らなければ・・・、仮眠仮眠で何時の帰還になるの判らないと家にメール。ハンドルを握ればこっちのもの、雌阿寒も摩周もとてもいい山だったと満足しながら車の窓を全開ゆっくりゆっくり山を降りる。札幌着は明日かなぁ?!
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2012.07.15 / Top↑
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