40日ぶりに山に行ってきました。
十勝岳の予定でしたが、望岳台に雪は無く、行き先を旭岳に変更、7合目から上はゴロゴロの岩で気持ちよく滑れそうな斜面が無いので、ここを引き返し点に快晴の旭岳でノンビリ春山を満喫してきました。

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     最高峰・旭岳            詳細は後日
前夜、美瑛の道の駅で車中泊、明け方は思ったより気温が下がったが、フルフラットの“アベンシス”に2重のシュラフで快眠。天気はピーカンとはいかないが晴れ! でっ悪くはない。すぐに望岳台に向う。気にはなっていたが、望岳台の雪は思ったより少なくスキーをはけるような状態ではなく、車から降りた瞬間に十勝岳を諦める。駐車場に車は一台だけ。
バーナーでコーヒーを沸かしていたのは女性で、前日は日勝峠で滑り、十勝岳を目指してやって来たが諦め旭岳を考えていると言う。車に戻りカーナビで調べると旭岳温泉まで54Km、三段山は目新しさにかけるし、新鮮な旭岳に行ってみよう。goodなアイデアーを貰えてご機嫌で、今来た道を美瑛まで引き返す。

旭岳のロープウエーの駐車場に着くと駅舎越し正面に旭岳が聳える。天気も上々、ロープウエーの始発は9時でまだ1時間もある。景色を見ながらノンビリと準備。
ほぼ満員の始発のロープウエーで姿見駅に上がる。ハイ松は雪に覆われ避難小屋までは直線で行かれる。広々とした雪原に自然とほほが緩む。一人の気安さで、のんびりユッタリ周りの景色を見ながら避難小屋に向かう。
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 板を担いで登るスキーヤー  姿見の駅からはどこでも歩ける

噴火口に沿って雪は繋がっていて登りは問題ないが、吹きさらしの稜線は岩がゴロゴロで果たして快適なスキーの滑降が可能なのか、噴火口の反対側の斜面の雪面の様子がわからない。
避難小屋から少しづつ斜度が増し、岩のミックスした斜面の雪渓を目で追いながら登る。雪面は、前夜軽く雪が降ったのか、雪を踏み抜いたツボ足の跡はあるが、スキーのシュプールは無し。振り返ると広々とした雪原を思い思いのコース取りで多くの登山者が登ってくる。
右手に十勝連峰が、願わくばもう少しハッキリとした視界が欲しいが・・・贅沢か?!日差しは強いが、微風も上に行くに従ってチョッとづつ強くなり、シャツ1枚では流石に肌寒く我慢せずアウターを着る。暑くなったら又脱げばいい!
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     白雲岳(?)         噴火口からは噴煙が

ルートは火口壁に沿っているが、滑るには狭すぎて豪快な滑りは望めそうも無い。時折ルートを右のゴロゴロの岩ギリギリまでとって下りの雪渓を探る。雪渓が途切れて岩の間の雪を拾いながら登る。登るのに問題は無いのだが、滑り降りるのはチョッと無理だ。
いよいよ岩と火口壁の間が狭まり、7合目で一旦板を脱ぎ様子を探りに行く。上部に滑りやすそうな雪渓が広がっているが、繋がりが怪しい。火口壁を覗き込むと綺麗な雪面で、急斜面だが面白そうだ。幾筋も上がる噴煙さえなければ、豪快な滑降が楽しめそうだ。滑る人もいそうな雰囲気ではあるのだが・・・。

山頂は間近なのだが、一旦板を脱いだし・・・ここで引き返すことにする。登頂意欲が湧いてこない。勿論敗北感も感じない。一人の気安さ、気の向くままに、ズーット忙しかったし気分の転換をしたくて、今日は歯を喰いしばるつもりは無く春山にいるだけで幸せな気分だ。
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      7合目 

一段下では二人連れと単独の登山者も板を脱ぎ滑降の準備を始めている。
火口壁と反対側の広い雪渓には一本のシュプールも無し、本日最初の滑走者だ。表面の雪は溶けかかっていてチョッと柔らかめだが、斜度は文句なし。厳冬期に苦労したパウダーとは違って踏ん張りの利く雪は自分の技術でも対応が出来て最高に楽しい滑り、大回りに小回りを入れて一気に下る。いつものことだが登りに比べて下りの何と早いことか、たちまち避難小屋まで滑り降りる。何度でも滑りたくなるような気持のよい斜面を見上げると、その先に頂上を目指す登山者が小さく見える。

ここでスキーコースに合流、コース脇のオフピステはコースと同じ雪の状態、雰囲気を存分に味わえてご機嫌。途中板を脱いで大休憩を取る。
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    旭岳スキー場のコースはすっかり春!下るに従って岳樺から針葉樹林帯

取って置きのドラ焼きが実に旨い。再び板を付け、コースの右に左に木々の間を滑るといつの間にか周りの木々が針葉樹となり、右からのコースに合流したとたんに、ロープウエー乗り場の駐車場に到着。振り返ると一旦は手の届きそうだった旭岳の山頂がいつの間にか小さくなって、ロープウエーの駅舎の屋根越しはるかに聳えていた。
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【合言葉は・・・ル~ルルル~♪】

窓を全開にしてゆっくりと山を降りる。旭川から高速で帰るのも能が無いと来た道ではあるが、走って楽しい美瑛から富良野経由で帰ることに、富良野の街に入り思い出した。3月の三段山の帰りに駐車場が混んでいて、評判のカレーを食べ損なったのだ。
国道を街中で左に折れてカンで車を走らすとドンピシャ!駐車もできて店に入る。古いログというよりは(掘っ立て)小屋という感じ(失礼!)、壁や天井には無数の名刺が、よく見かける店内風景。若い男女数名で営まれている様子で明るい声が響き、客層も圧倒的に若い。
外の席まで満員だったが、すぐに座れカレーの基本(?)のチキンを注文。待たされること無くすぐに出てきて好感。元々辛いのは好みだが、裏切らずに結構辛めで大人の味。店内が暗く皿の中身がよく見えないのが謎めいている。ライスが硬めでただの炊き立てとは違って、外米?軽くカレー味で炒めている?・・・暗いのと味音痴で、よく解らない・・・ガツ 悪くは無い。
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     “唯我独尊”

面白かったのはカレーのお皿をカウンター、まで持っていって合言葉を言うと、カレーのルーの“おかわり”が貰えるのだ。女の子が一人でお皿を持って、「ル~ルルル~♪」とチョッと恥ずかしそうに言うと、カウンター越しにイイ感じのお兄ちゃんが、「照れなくてもいいよ!」といった感じでにこやかにルーのおかわりをお皿に盛ってあげる。
店名は“唯我独尊(ゆいがどくそん)” 自信満々のネーミングだが、店の雰囲気に合っていて、嫌味ではないなぁ!
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2012.04.30 / Top↑
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