正月2日 山スキー師匠のmarikkaさんと愛犬ジェイとで 2024年の初登りで奥手稲山に登ってきました。
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出足の林道すっかり雪に覆われていました (写真marikkaさん提供)

師匠は、昨秋ヒマラヤ遠征で4000m越え、高度順化で体調バッチリ、元気バリバリ。片や超運動不足の私は最近とみに失われていく体力と“根性”。標高差500mの行程は、ほとんどが林道と緩やかな尾根にもかかわらず、登りは無論下りでも、師匠+ジェイの姿を確認できないほどに“千切られぱなし”!「今日は単独行だったか」と錯覚するほどのヘロヘロ苦行でした。それでも雪に埋もれて物音一つしない静かな山を存分に味わうことが出来て久しぶりに“山”を楽しめた一日でした。
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春香山との分岐 (写真marikkaさん提供)

前半の林道には古いトレースに足首ほどの新雪が積もり軽いラッセル。針葉樹に雪がのり雰囲気がいい。一時間で左手の急斜面にかすかにトレースの残る西尾根への取り付き点に到着。取り付きが非常に急だが、雪が適度にもぐるのが幸いして、見た目より登りやすい。コルへの急斜面で一気に息が上がり、反対に足は上らなくなる。ラッセルしながらいいペースで登る師匠に追いつけず、呼吸を整えるために止まる度に後姿が遠ざかる。

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    遠ざかる後姿

さすがヒマラヤ帰り!やっとのことでコルに上ると尾根はほとんど平らで楽なはずなのに、ラッセルで進む師匠に追いつけない。トレースは消えるがスノーモービルのかすかな跡が広い尾根を頂上に伸びている。下山のルートが気になり地図読み中の師匠に追いつく。午後は天候の悪化が予想され、吹雪かれたら気持ちが悪いとテープを2箇所つける。緩斜面が続く登りだがスピードが上らず重い足を引きずる。
山頂直下で待っててくれた師匠が初登頂の私に頂上を譲ってくれる。緩やかな山頂の反対側は予想外の絶壁。残念ながら日本海もテイネの山なみも何も見えない。晴れていたら絶景が広がるはずなのにチョッと残念。一段降りてシールを外し一気に降りることにする。
雪に埋もれた木々の間をトレースを外さないように降りるのも、木立が邪魔して神経を使う。深雪で制動をかけるのでついに両足の腿がツリ気味に何とか騙し騙し師匠を追う。行きに付けたピンクテープをきちっと外す師匠を横目に何とか転ばぬように木々の間を縫う。斜度が落ちると、シールの無い板で歩くのは結構キツイ、ストックを思い切り使っているので腕もキツイ。山スキーは深雪が下手だと下りも結構キツイ。それでもいつの間にかハイライトのコルからの急斜面に差し掛かる。急斜面のトラバースでついに転倒、斜度と深雪が幸いして一人で立ち上がれた。最後の急斜面は思い切りジャンプターンで深雪を楽しもうと思ったが、急すぎて余裕無し。適度な深雪に助けられ無事に林道に降り立つ。元気だったら再チャレンジしたい面白い急斜面だった。
緩い林道のトレースを快調に滑り降り、斜度が落ちると必死にストックでこぎ、又もや後姿が視界から消えてしまったジェイと師匠をひたすら追って何とか駐車場に辿り着く。

「丁度いい“散歩”だったね、ジェイ!」と板を車に積み終った師匠の台詞が、肩で息する私の耳に飛び込んできた。(ガク!!!) 春山の頃には高度順化の影響もなくなるだろうし、なんとしても勝負の出来る状態までには持っていかなければ!


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2012.01.03 / Top↑
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