9月後半の3連休を利用して紅葉の大雪山に行ってきました。
銀泉台から層雲峡までの縦走。赤岳、白雲岳、黒岳、1泊2日の山旅は寒くもあり、暖かくもあり、秋から冬にそして最後は晩夏とめまぐるしく変わった。美味しい物も持ち上げ、チョッと手抜きで日和ったりと、楽しい山旅でした。

P1040209.jpg      詳細は後日
    初冬の白雲分岐
24日: 層雲峡からシャトルバスに揺られて銀泉台へ、このバスでM-wall team紅来夢のかづぼん・さっちゃん夫妻に会う。久しぶり~!我々が歩くコースを日帰り装備で一日でこなすとのこと。今度は壁でね!と別れる。

銀泉台(7:20)⇒第一花園(7:52)⇒(8:16)第2花園(8:19)⇒(8:28)奥ノ平(8:30)
⇒コマクサ平(8:40)⇒(9:35)1915m休(9:53)⇒(10:27)赤岳山頂(10:40)⇒
(11:15)四辻(11:25)⇒避難小屋(11:45)

尾根の途中から右手に第一花園下の斜面が広がる、紅葉だ!皆カメラのシャッターを切っている。
今年の紅葉は一気に雪が来て、色ずく前にいきなり枯れだしたとかで、例年に比べてよくないらしい。P1040188.jpg P1040190.jpg
     紅葉の斜面       第一花園紅葉を見下ろす

ザックの重さは17~18Kg位か。第2花園から駒草平らまでは順調だったが急に空腹を感じシャリバテ気味に、第三雪渓(雪は無し)脇の登りであごが出る。歯を喰いしばって登っては呼吸を整え、又登っては呼吸を整えを繰り返すが、空腹に体が動かない、握りでも食べようかと迷いつつ飴で我慢、ヨロヨロと東平らに這い上がる。ここで休憩中の2名に追いつきおにぎりをほうばる。赤岳まで先行してもらうことにして、なおもパンをほうばろ。
最後の登りの第4雪渓(ここも雪はなし)脇を再び赤岳を目指すが、食糧を補給したにもかかわらず、相変わらずもたもた歩む。ゆっくりでも兎に角止まるナァ!自分に言い聞かせて歯を喰いしばる。チョイト悔しい!それでも何とか山頂に。山頂を堪能した二人が痺れを切らせながら(多分・・・そぶりには見せなかったが)待っていてくれた。
P1040201.jpg 
P1040202.jpg
第三雪渓の登り(いつもキツイ) 人でごった返す赤岳山頂
赤岳から小泉岳へは荒い砂礫のだだっ広い尾根に、緩い緩い登りが続く。時折降るあられが寒くバンダナを首に巻く、ゆっくり歩く私に同行の2名の岳友が合わせてくれる。楽勝のルートだが視界が無くなったらこのルートはかなり厄介だ。ガスの時には歩きたくないなぁ~。
緑岳への分岐を過ぎて、これまでとは反対にダラダラの下りになり、結構な人のたむろする白雲の四辻へと降りて行く。
P1040207.jpg
四辻から振り返る=点々と人が、初冬の様相ダ!

天気が悪いので、迷わず白雲の避難小屋へと降りる。白雲岳の中腹をまくように降りると避難小屋が思ったよりも近い感じで歓迎!12時前の為なのか、テントは2張りだけ、テントを張ろうか小屋泊まりにしようか迷いながら雪の斜面を下る。一つ心配事が・・・水場だ。この季節でも水は枯れずにあるのか、赤岳の登りの雪渓が消えているのを見て気になっていたが、流れがあることを確認してホッとする。
この時期に枯れないということは、白雲の水は年中枯れないのだ。

水場を渡って避難小屋下のテン場に到着。予想される雨を考え、少しでも良い場所をとチェックしながら、テントにしようか小屋泊にしようか迷ったが、寒そうだし、天気もぱっとしないし・・・と、日和って避難小屋に泊まることにする。
小屋は未だ空いていた。窓際のスペースを確保して落ち着き、時々外を見ていると、次から次へと、氷雨の中を登山者が到着。小屋も込んできたが、テントも増えて、夕方にはナント17張りにも。テントを張らなかったことにチョッピリ後悔の気持ちがよぎる。いっつも歯を喰いしばれないんだよなぁ。
暇を持て余して早目の夕食に、焼肉にKT子さん自家製のたっぷり野菜は食べきれないかと思ったが、完食!持参のさけも積極的に飲んだが余り酔わない。

やることも無く早く寝たのでナント10時46分にトイレで目が覚める。外に出るとこれぞ満天の☆☆☆、昨年の黒岳の比ではない。星の大きさが違う。テントを張っていればめったに見られない天体ショーを存分に見られたのに・・・張らなかったことをチョイト後悔。



25日:前夜、緑岳の山頂でご来光を見ると張り切っていた隣組3人パーテーが3時に起きて予定通りに出発、偉い!!出発準備の物音に目覚めたまま、シュラフの中でウトウト、ぐずぐず・・・が何人かが大雪の夜明けを見ようと外に出て行く。チョイト頑張ってカメラ片手に外へ、おっ寒~~~!!トムラウシは雲で姿は見えないが空は青空。皆思い思いにシャッターを切っている。震えながら何回かシャッターを切り、トイレに向かうと、ナントトイレから出てきたのは壁仲間の雅子さん、Oh~!!きてたの~?!会の仲間とテントを張っているとか。
昨日黒岳でカズボン、さっちゃん夫婦とすれ違い、我々が白雲に泊まることを聞き、驚かそうとそっと小屋に入ったらもう皆寝ていて真っ暗で判らなかったとの事だった。山の上での思わぬ出会いは嬉しい。
P1040217.jpg P1040219.jpg P1040221.jpg
      朝を迎える           凍ったテント群        雲が流れる高根が原

避難小屋(7:10)⇒ (7:40)四辻(7:45)⇒(8:45)北海岳(9:00)⇒(10:15)黒岳石室(10:57)
⇒(11:19)黒岳山頂(11:30)⇒(12:27)リフト山頂駅

朝食の棒ラーメンに薄切りの“しゃぶもち”は美味しかった。これからのテン泊の朝食はこれで決まり。7時10分予定より早く小屋を出る。雪はもちろん土も凍っている、慎重に白雲の四辻を目指して一気の登りをゆっくり着実に上がる。振り返るとトムラが山頂を覗かせていた。四辻まで丁度30分かけて登り切るが、着いたと同時に雲が湧き、一気に視界が無くなる。根性のmarikkaさんは白雲の頂上に行きたいようだったが、視界のないことを幸いにKT子さんと私が頂上をしぶり、結局登らずに北海岳に向かう(今日も根性無し)。足元の雪はカチンカチンに凍っているが、凍っている分(濡れていないので)滑らない。途中の吹き溜まりの積雪は間違いなく50cm以上ある。このまま根雪になるのだろう。白雲の緩やかな下りはもう初冬だ。吹きさらしのだだっ広い北海平は視界がなくなったら歩きたくないねと話しながら、左手後方からの寒風に首をすくめ雪上のトレースを辿り北海岳に向かう。四辻から丁度1時間、8時45分に北海岳山頂に到着。それまでの景色から一変、お鉢の中には雪はなし。
P1040229.jpg P1040233.jpg P1040235.jpg
 白雲を振り返るも・・雲の中   北海岳山頂    お鉢を挟んで黒岳・桂月    

北海岳から黒岳に向かうと風もやみ陽もさしてきて暖かい、夏の盛りでもチョッと気温が低ければこのくらいの気温にはなる。赤石沢を挟んで黒岳、桂月、稜雲岳に、黒岳のテントも見える。
赤石沢を飛び石で渡って本日3回目の登りに、3人して思い思いに苔桃の実を口に入れる。渇いた喉に甘酢ぱさがたまらなく美味しい。小さな実を取っては口に入れ、取っては口に入れるときりが無い。下っている夫婦も同じで、きりが無いですねと顔を見合わせ挨拶をする。
P1040236.jpg P1040239.jpg P1040240.jpg
     北海を下る         最後まで残った雪渓         赤石沢を渡る

11時半前に黒岳石室に到着、庭のベンチを確保する。“優雅に流れ星を見ようツアー”で、今回と同じメンバーでテン泊してからもう一年か、早いな!風も無く雪のカケラも無い。後は黒岳に登れば一時間の下りがあるだけ、暖かいしノンビリ昼食を取ることにする。コンロをつけていると周りの雰囲気にチョッと馴染めない黄色のヘルメットを掛けて、花の写真を撮っているチョッとヘンなおじさんが・・・???ナンカ見たことあるな???ヤマちゃんじゃない?とmarikkaさんに呟くと「ヤマちゃん!OH~○○ちゃん!△△ちゃん!またしてもM-wallメンバーのヤマちゃん一行数名だった。顔の広いmarikkaさんはほとんどが顔見知りのようだ。何でもこの寒い中ビビりながらの赤石沢を遡行したとか、さすが一流パーティー!   またしても楽しい出会いだった。

黒岳の山頂はハイカーで黒山!ザックを降ろして後ろを振り返る。この時期になっても赤石沢の大きな滝が、音が聞こえてくるようだ。いま一度後ろの風景を観てザックを担ぐ。一時間の下りで下界の人になる。
P1040244.jpg P1040250.jpg
    黒岳山頂から       リフト沿いにはリンドウの花が

楽しい出会いがいっぱい。美味しい物も食べられたし、テントを張らなかったことは残念だったけれど、年に一度の大雪はイイッ!!来年又来よう、今度はテントを張って、ステーキを焼き、満天の星をゆっくり眺めよう。

同行の岳友に感謝!!        【お終い】

スポンサーサイト
2011.09.26 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://mtyyy.blog34.fc2.com/tb.php/119-25457c5a
まとめ