【写真提供・長澤君、村山君   記録・村山君】


“八ケ岳連峰”には私の若かりし頃の思い出がずっしり、ぎっしり詰まっっている。                
                                              
学生時代の4年間の大晦日はいつも八ケ岳だった。雪に埋もれた赤岳鉱泉の小屋で浅間山荘事件のラジオ中継に固唾を呑み、ウインパー型の冬テンで北京放送に笑い転げながらトランプで深夜の雪降ろしを賭けた。北八ッの縞枯山荘、手のひらにマメを作りながらズンドウのカレーを焦げないようにかき混ぜ、高見石小屋では得意になってお客さんに怪談話を聞かせた。

当時無縁の存在と思いつつ何度も何度も見上げていた大同心と小同心、その小同心に40年前共に八ッで遊んだ古い岳友の長澤君と村山君の二人と登ることができました

P1040110.jpg
赤岳鉱泉から見上げる大同心(左)と小同心(右)

相棒の二人は大学のクラブの1年後輩で長澤君は某社長崎工場長の在職中に山岳ガイドの資格を取り、れっきとしたプロ。
村山君はソロソロ執行役員の地位が危うくなってきた(らしい?)、有力沢専門の山岳会のメンバーで、二人は小同心のトレーニング(?)にと直前に剣岳の源次郎尾根に登っている(どっちが本チャンだか・・・)。
何より2年前長崎と東京から来道、クワウンナイ川を遡った仲間だ。

P1040038.jpg 021.jpg
  村山君と長澤君         ついでに私(美濃戸山荘駐車場・駐車料金は1000円/1日)

美濃戸山荘(11:10) → (12:01)小屋・1905m(12:11) → (12:52)休・2070m(13:05) → (13:27)赤岳鉱泉

8月8.9.10日の3日間の入山で赤岳鉱泉にテント泊。中日の9日に小同心アタックで予備日は無し。
2泊はリーダー(私)の粗食軽量化の主張を全く無視、自信満々で“レストラン小同心”宣言!
小淵沢インター出口の別荘向けスーパーでオープン直後にもかかわらず、“トンカツ”3枚を特別に揚げさせる張り切りよう!トマトだハムだとなにやらいっぱい買い込んでいる。気にする私に自分の弁当だけ買えと邪険に。でも、さすがだったのは食糧は全て二人が持ち、私のザックには登攀具だけ。先輩を立てたのかと思いきや、私の(体)力に疑問を、単にバテられたは困る の一点での結果。何よりの証拠に、林道を歩きながら、私がトップなので今日の林道歩きは楽チンだ!とのたまう。共同登攀具のぎっしり詰まったザックは20kg近くこれ以上早く歩けるかっ!今日は快調だぞ!

P1040042.jpg P1040041.jpg 025.jpg
     北沢を詰める       非常によく整備された道    いい雰囲気のアプローチ

美濃戸山荘から小一時間で林道終点に。ここからは北沢沿いの小路となり非常によく整備されていて気持ちが良い。何回も渡り返した橋はしっかり作られ、適度な登りで実に快適な赤岳鉱泉へのアプローチだった。2000mという高度のせいか気温も予想外に高くなくて快適、それでも重荷に一汗も二汗も汗をかかされる。

予定よりも早目の13時半には鉱泉に到着(足も攣らずに快調)。テントを張って早速渇いた喉に冷え冷えのビール(予定通りに小屋で購入・@500円なり)を流し込む。外でくつろぐ暇も無く激しい夕立とが。テントの中に移り早くも追加ビールを。村山君があちこちで絶賛されている、“セロリとイカの燻製のマヨネーズ和え”にきゅうりの浅漬けをツマミにゴクリ!長澤プロ持参の焼酎がザックから出てくると、早くもとって置き“トンカツ”の登場!本当は卵で包むんだけど・・・と言いながら、今日はキャベツの千切りで我慢と長澤プロが起用に千切りに刻み、千切りキャベツはトンカツソースにマヨネーズが決まりと絶好調!
4~5人用テントに3人はユッタリで、激しく響き渡る雷鳴もどこ吹く風、“レストラン小同心”は定番の昔話、仲間のドジ話に今や還暦を迎えた(はずの)昔マドンナ(達)の話で盛り上がる。

P1040048.jpg P1040055.jpg
 リラックス・宴会の序曲    夕立の合間に大同心と小同心が・・・   

予備日無し、3人とも一発で決める決心。昼からの夕立を予想、逆に朝は晴れを確信、3時半起床の早立ちを決め、まだ飲むという長澤プロを無視して8時にシュラフにもぐる。夜中に何度も何度も目が覚め、針葉樹の葉から落ちる水滴の音を聞く、雨ではないはずだ!  【Ⅱに続く】



スポンサーサイト
2011.08.12 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://mtyyy.blog34.fc2.com/tb.php/113-4a1b34b0
まとめ