3連休だというのに、天気が悪い。おまけに雨量が多かったので、豊平川は茶色く増水していました。

昨日一度は行きかけ、雨で取りやめた黄金山に本日再チャレンジ、雨の中グショグショの初登頂でした。
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  麓から山頂はガスの中     ガスに霞む山頂

【コースタイム】
登山口(11:22)→新旧分岐(11:40)→(11:53)休・雨具着装(12:02)→旧道降口(12:41)→

(12:50)手前岩峰(13:14)→新旧分岐(14:04)→(14:20)登山口


昨日からの雨で 苦になるほどではないが、林道上の一部をあふれた水が流れていました。
登山口の駐車場には立派なトイレ付休憩場が、さすが国定公園。霧雨の駐車場には車が2台。入山者はいないだろうと思っていたので少しホッとする。

気温は高くないのか雨の為か、虫はいないが蚊取り線香をザックの両サイドにつるし、スパッツを着ける。入山者名簿に記入、そこに書き込まれ本日の入山者は札幌の夫婦1組だけ、出発時間は9時ジャスト。そこで改めて鈴をぶら下げ、11時20分過ぎに出発する。
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    立派な休憩所

天候は霧雨、小沢を立て続けに二本渡るが、水量は明らかに普段より多いのがわかる。歩きやすい道を行くと、草刈の音が、地元の山岳会の男性が雨合羽を着て、下草と笹を綺麗にかっていてるところで、挨拶とお礼を言う。
しばらくして、細い管から勢いよく水が流れ出ている水場に到着。ここで道は二股になっており、右の新道に入る。下りはこっちのルート?と思わせるほどに旧道も整備された踏み跡だった。やがて開けた斜面を斜めに横切ると斜度も徐々に増してきて、石の階段状となり、滑らぬように慎重に足を置く。
相変わらず霧で視界は利かない。薄い水色のアジサイが綺麗だ。ルート上をアジサイや他の葉が覆いかぶさり、肩を濡らすが、汗もかいているので早くもシャツはぐしょぐしょ。
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     分岐の水場          紫陽花は雨が似合う

いよいよ斜度がきつくなりだし、呼吸も荒くなり出したところに、雨具を着けた夫婦が降りてきた。山頂は何も見えないと言う。「もう上には誰もいないですよね?」と聞こうと思ったが、判り切っているので、寸前で言葉を飲み込む。こんな日の登山はすれ違うだけでも人に会うと嬉しい。夫婦もまさか誰も登ってこないと思っていたようで、チョッと驚いた様子。「(こんな日に)何で登るんでしょうかね?!」と軽く冗談を言って別れる。
二人の雨具を見て、グショグショのシャツの上に雨具を着る。下は面倒なので履くのをやめる。

いよいよ斜度はきつくなり大きく口が開き、ゆっくりゆっくり!止まるな!と言い聞かせながら高度を稼ぐ。腕の高度計を見たいが、がっかりするのがイヤで我慢する。やがてトラロープが出てきて、時折掴まりながら登るが、ロープには砂交じりの泥が付着していて、握った手のひらが気持悪い。時折汚れた手のひらをズボンの内股でぬぐう。
ストックを顔の高さの岩の上に放り投げ、両手で泥まみれの根っことロープを掴み、時にはクライミングのハイステップもどきのムーブで、必死に体を持ち上げる。この山は麓から見るとテーブルマウンテンのようで、頂上直下は垂直の絶壁で囲まれている様だが、まさに頂上に続く急斜面を登っていることを実感する。8月の小同心クラックのアプローチもこんな感じなのかと想像しながら必死に両手両足で高度を稼ぐ、相変わらず上部はガスで見えない。
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濡れていなければ登りやすそうだ

だんだん呼吸を整える時間が長くなった頃左手にほぼ垂直の岩壁が現れると、旧道への降り口が絶壁の中に消えている分岐に到着。深呼吸をして、斜度の落ちてきた尾根状の道を進む。霧の中でも両側がすっぱり切れているのがわかる。草木が生えているので岩壁ほどの高度感は感じないが、かなり急斜面ということがわかる。
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登高欲をそそる壁  頂上へ147mの標識が旧道への降口

やがて正面の霧の中に岩峰が浮き上がり、ロープの下がった岩をよじ登ると正面にもう一つピークが霞んでいる。皆が言っているほどのやせ尾根ではないが、面倒なので頂上には行かずに手前の岩峰にザックを下ろし、スポーツ飲料と水を交互にガブ飲み。雨と汗で全身ずぶ濡れで気持ちが悪いが、腰を下ろせるのがありがたい。カップ麺は面倒なのでおにぎりをほおばり、パンを食べ、又水をがぶ飲みする。
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     霞む山頂

ブルーのザックカバーに綺麗なアゲハチョウがとまり、ザックカバーの水を飲んでいる。白い小さな蝶も来てザックに止まり逃げないので、カメラを取り出す。羽を広げたところを撮りたいとチョッと待つが、ナカナカ広げないので面倒臭くなって適当にシャッターを押す。この辺が我が岳友のM女史との(大きな)違いなんだ!そういえばオイちゃんも写真上手いけど、我慢強いのかなぁ?などとつまらないことを考える。
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     水を飲む蝶(腕かカメラか、どうして綺麗に撮れないの?)

雨の山頂に長居しても仕方がないので降りることに、急な下りに備えて両手を空きえる為にストックをザックに付ける。
旧道分岐に来て急に旧道を降りてみよと覗き込むと、垂直に降りた後、岩壁の下部を水平にロープがフィックスされて、頼りなげだけどハッキリした踏み跡が付いている。
よし降りようと後ろ向きで木の根に捕まり垂直の土壁をクライムダウン、これはチョット得意だぞ!と楽しむ余裕も、ここからロープに掴まり慎重にトラバースに移る。雨で細い足場が流れ落ち、ロープがなければ降りる気にはならないような足場だ。草木が生えていておまけにガスなので下が見えないが、足元は結構な急斜面だ。
トラバースが終り緊張が解けホッとするが、ここから尾根上の急斜面を殆ど後ろ向きで降りる。降りても降りても急斜面が続く。ロープが出てきたので、懸垂のようにロープに掴まりながら降りる。明日は腕が痛くなるのではと思うほどロープくだりが続く。やっとロープが無くなり斜度が落ち着いてきた旧道を時折赤土に足をとられながら新道への合流点へと急ぐ。ルートはハコベなど下草に覆われ、分岐の印象とは違って思ったより踏まれていない様だ。最後はやけ気味に足を運び、やっと見覚えのある分岐に到着。最後の緩い下りも乱暴に足を運んで登山口に到着。

誰もいない休憩場でずぶ濡れのパンツまで全てを取替えやっとのこと一息つき、ゆっくりと暖かいカレーヌードル食べる。
時間の割りには長く感じた黄金山でした。
     【お終い】
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2011.07.17 / Top↑
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