2009年8月クワウンナイ川を遡行した、学生時代の後輩の村山君と長澤君が深雪狙いで来道、ニセコに移動する前に一緒に近場を滑ろうと札幌に入ってきた。長澤君は先月に続いての来道だが、前回天候にも恵まれた音江山か、あるいは羊蹄山の途中までを提案したが、私の案内に不安を感じたのか・・・結局近場の簡単なところと塩谷丸山に決定。
ニセコの手始めにはこじんまりとはいえ海を見下ろしながらの滑降は本州の山屋には感動間違いなしと塩谷に向かう。
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     塩谷丸山を滑る        (写真・村山君提供)

ゆっくり目の出発だったので、塩谷駅前の駐車スペースは満車、運よく仕事で待ち合わせ中の作業車がスペースを空けてくれて何とか出発できた。
10分の車道歩きも程よい身体ならしだ、最終民家で身支度をしていよいよ出発。トレースはばっちりで目をつぶっていても山頂にたどり着けそう、雪質も思ったより悪くない。
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   最終民家を出発        トレースはばっちり

今日の相棒は東京の沢に特化した有力山岳会の会員と登山ガイドなので体力虚弱の私が先頭でマイペースを貫き、一歩たりとも前を歩かせない、なんたって先輩なのだ(笑)。途中一度の休憩をはさんでゆっくり目だが順調に高度を稼ぐ、後半の急斜面も先行者のルート取りが上手いのか、それとも少しは登りに慣れた為なのかキックステップも以前ほどの苦労もなくスムーズにこなせている。
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   ノンビリ村山君         ハヤル長澤君         樹林帯の急登

振り返るといつの間にか塩谷の海が見える高さまで上がってきていた。東京、静岡から来た二人には最高のスキー日和となりこっちも嬉しい。
やがて樹林帯をぬけ最後のオープンバーンに出ていよいよ気分は高まる。まだだれも滑っていないバーンは登りのトレースが一本伸びているだけ、真っ白な荒らされていない斜面を海を見下ろし山頂を望みながらの登高は充実感いっぱい気分がイ~イ!
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 樹林帯を抜けそうです   オープンバーンに抜けました

山頂に人影がいっぱい、駅前の駐車状態から納得だ。その集団がいよいよ滑降に入る “”。
大集団が歓声を上げながら次々と横を滑り降りていき、きれいなバーンには無残にも歓声の「おつり」が・・・たのしそうに滑り降りていく笑顔にこちらも自然と苦笑い。
もうあわてることはないゆっくり登って、残されたきれいな斜面を丁寧に拾いながら降りればいいじゃないか、兎に角天気に恵まれ、うっすらとは言え増毛の山まで望むことができ最高の山頂が目の前にだ、後輩二人も満足そうに北海道の山を堪能しているし・・・。
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   満足の瞬間です        山頂記念写真

やがて山頂に到着、少しずつ雲が広がりだしたが、塩谷の海は相変わらず眼下に広がっている。記念写真を撮って景色をゆるりと堪能し、いよいよ楽しみな滑降に移る。
雪質も思ったよりは悪くなく、これなら十分だ。できるだけ荒らされていない斜面を選んで滑る、一気に降りちゃうのがもったいなくて、まるで好物のケーキを少しづつ味わうように、止まっては後ろを振り返り、又狙いをつけた斜面を下りる。それでも美味しい斜面はあっという間に終わってしまった。
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 海に向かってダイブ・・・

樹林帯に入っても思わぬ急斜面が続いて、美味しいそうな斜面を思い思いにお皿に残ったクリームを最後まできれいに空くて食べつくすように、最後の滑りを楽しんでいる。やがてうまく登ってきた小さな尾根に入ることができザックを降ろして大休憩を取る。こじんまりしていたけれど人気山だけあって十分に満足できる一日でした。
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2014.02.22 / Top↑
まとめ